LinuC レベル2になるには?受験資格・学習ルート・期間を解説

LinuC レベル2になるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。

全体の流れ

LinuC レベル2を目指す場合、まずレベル1認定という受験資格を満たす必要があります。ここが最初の関門で、人によっては学習そのものより時間がかかります。

試験は随時(CBT)実施されます。学習期間の目安が5か月なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。

基本データ

資格の種類 民間
難易度
合格率 50〜60%
標準学習時間 約300時間
学習期間の目安 5か月
試験の実施 随時(CBT)
受験資格 レベル1認定
独学 可能
通信講座 あり

学習ルートの選び方

LinuC レベル2は独学での合格が可能な試験です。市販のテキストと過去問で対策できるため、費用を抑えたい場合は独学から始める選択肢があります。

通信講座も選択肢になります。独学との違いは、教材選びと学習順序を自分で組み立てる必要がない点、そして質問対応や添削で疑問を放置せずに済む点です。費用と時間のどちらを優先するかで判断が分かれます。

学習時間の見積もり

必要な学習時間は約300時間が目安です。1日1時間なら約10ヶ月、1日2時間なら約5ヶ月。平日1時間+休日3時間のペースなら約7ヶ月です。

受験のタイミングをどう決めるか

LinuC レベル2は随時(CBT)実施のため、受験日を自分で決められます。学習が仕上がったタイミングで申し込めるので、「試験日に間に合わせる」というプレッシャーが小さいのが利点です。逆に締切がないぶん先延ばしになりやすいので、学習開始時点で受験予定日を決めて申し込んでしまうのが有効です。

費用の見積もり

費用は「独学(教材費のみ)」か「通信講座」かで大きく変わります。独学ならテキストと過去問で済みますが、学習順序の設計と進捗管理を自分で背負うことになります。通信講座はその設計を買う選択です。学習時間の目安が約300時間である点を踏まえ、時間を金で買う価値があるかで判断してください。

資格取得後にできること

Linuxの設計・構築。ネットワークやストレージまで扱う。

IT・Web分野のなかでは、学習時間で見て33資格中22番目の位置づけです。同分野でより軽いところから入るならMOS(約40時間)という選択肢もあります。

取得までにかかる費用

LinuC レベル2の取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。

項目 目安 補足
受験料 数千円〜数万円 実施団体の公表額を確認してください
テキスト・問題集 3,000〜15,000円 独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を
オンラインスクール 数万円〜 使う場合。教育訓練給付の対象になることがあります
登録・免許の申請 資格による 合格後に別途必要になるものがあります
更新・講習 資格による 更新制の資格は継続的に費用がかかります

厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。

取得後にどう活かすか

LinuC レベル2が活かせる主な職場はIT企業・事業会社の情報システム部門・受託開発です。資格そのものより実務経験が重視される分野ですが、未経験からの転職では知識の証明として機能します。

Linuxの設計・構築

資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。LinuC レベル2を取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。

IT・Webのなかでの位置づけ

IT・Webに分類される33資格を学習時間の短い順に並べると、LinuC レベル2は22番目です。

資格 学習時間 難易度 独学
MOS 40時間 可能
G検定 40時間 やや易 可能
Python3エンジニア認定基礎試験 40時間 やや易 可能
Microsoft Azure Fundamentals 50時間 可能
DXビジネス検定 50時間 可能
AWS認定 クラウドプラクティショナー 60時間 可能
ウェブ解析士 60時間 可能
Webクリエイター能力認定試験 60時間 可能
情報検定(J検)情報活用試験1級 60時間 可能
Python3エンジニア認定データ分析試験 60時間 可能
Webデザイナー検定 80時間 やや易 可能
ITパスポート 80時間 可能
情報セキュリティマネジメント 100時間 やや易 可能
AWS認定 ソリューションアーキテクト 100時間 普通 可能
ORACLE MASTER Silver SQL 120時間 可能
E資格 150時間 普通 難しい
LinuC レベル1 150時間 可能
Google Cloud Associate Cloud Engineer 150時間 可能
統計検定2級 150時間 可能
基本情報技術者 200時間 普通 可能
CCNA 250時間 可能
LinuC レベル2 300時間 可能
応用情報技術者 400時間 やや難 可能
ネットワークスペシャリスト 400時間 難関 可能
データベーススペシャリスト 400時間 難関 可能
統計検定準1級 400時間 可能
情報処理安全確保支援士 500時間 難関 可能
ITサービスマネージャ 600時間 可能
エンベデッドシステムスペシャリスト 600時間 可能
システムアーキテクト 700時間 可能
プロジェクトマネージャ 700時間 可能
システム監査技術者 700時間 可能
ITストラテジスト 800時間 可能

同じ分野の資格は出題範囲が重なることがあります。近い資格を続けて受けると、学習の蓄積を活かせます。

よくある質問

LinuC レベル2の合格率はどのくらいですか?

50〜60%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

LinuC レベル2は独学でも合格できますか?

可能です。必要な学習時間は約300時間が目安で、1日1時間なら約10ヶ月、1日2時間なら約5ヶ月。平日1時間+休日3時間のペースなら約7ヶ月です。

LinuC レベル2の試験はいつ実施されますか?

随時(CBT)です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。

IT・Webの関連資格

LinuC レベル2について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、LinuC レベル2に関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。

LinuC レベル2は何ヶ月くらいで取れますか?

標準的な学習期間は5か月、必要な学習時間は約300時間です。

1日あたりの学習時間 かかる日数 おおよその期間
1時間 300日 約10ヶ月
2時間 150日 約5ヶ月
3時間 100日 約3ヶ月

試験は随時(CBT)のため、日程から逆算して開始時期を決めてください。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見て回を選べます。

40代・50代からLinuC レベル2を目指すのは遅いですか?

LinuC レベル2に年齢の制限はありません。判断材料になるのは、学習に必要な約300時間を確保できるかどうかです。1日1.5時間なら200日、およそ7ヶ月かかります。

LinuC レベル2は学習時間が全体の58%の位置で、比較的取り組みやすい部類です。まず1つ目として選ばれることが多い水準です。

LinuC レベル2の試験は年に何回ありますか?

LinuC レベル2の試験は随時(CBT)です。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見てから受験回を決められます。1回目を経験として使う進め方もできます。

学習に必要なのは約300時間です。試験日から逆算し、1日2時間のペースなら5ヶ月前には始めておくと余裕があります。

IT・Webの資格ではどれがいちばん難しいですか?

IT・Webに分類している33資格を標準学習時間の順に並べると、いちばん軽いのがMOS(約40時間)、いちばん重いのがITストラテジスト(約800時間)です。

資格 学習時間 合格率 難易度
MOS 40時間 80%前後
G検定 40時間 60〜70% やや易
Python3エンジニア認定基礎試験 40時間 75〜80% やや易
Microsoft Azure Fundamentals 50時間 非公開
DXビジネス検定 50時間 60〜70%
AWS認定 クラウドプラクティショナー 60時間 非公開
ウェブ解析士 60時間 60〜70%
Webクリエイター能力認定試験 60時間 80〜90%
情報検定(J検)情報活用試験1級 60時間 50〜60%
Python3エンジニア認定データ分析試験 60時間 80〜90%
Webデザイナー検定 80時間 60〜70% やや易
ITパスポート 80時間 50〜60%
情報セキュリティマネジメント 100時間 50〜70% やや易
AWS認定 ソリューションアーキテクト 100時間 非公表 普通
ORACLE MASTER Silver SQL 120時間 非公開
E資格 150時間 65〜75% 普通
LinuC レベル1 150時間 60〜70%
Google Cloud Associate Cloud Engineer 150時間 非公開
統計検定2級 150時間 40〜50%
基本情報技術者 200時間 40〜50% 普通
CCNA 250時間 非公開
LinuC レベル2 300時間 50〜60%
応用情報技術者 400時間 20〜25% やや難
ネットワークスペシャリスト 400時間 13〜16% 難関
データベーススペシャリスト 400時間 14〜18% 難関
統計検定準1級 400時間 20〜30%
情報処理安全確保支援士 500時間 18〜22% 難関
ITサービスマネージャ 600時間 14〜16%
エンベデッドシステムスペシャリスト 600時間 15〜18%
システムアーキテクト 700時間 14〜16%
プロジェクトマネージャ 700時間 13〜15%
システム監査技術者 700時間 14〜16%
ITストラテジスト 800時間 14〜16%

LinuC レベル2はこのなかで22番目です。学習時間と合格率は必ずしも一致しません。時間が短くても合格率が低い試験は、範囲は狭いが問われ方が厳しいということです。

LinuC レベル2は履歴書に書けますか?

書けます。LinuC レベル2は民間の資格です。民間資格は同名でも団体によって内容が違うことがあります。実施団体名を添えて書くと伝わります。

書くときは取得年月と正式名称をそろえます。取得前の段階なら「LinuC レベル2 随時(CBT)受験予定」と書く方法もあります。応募先の業務と関係が薄い資格を並べすぎると焦点がぼやけるため、関係するものから順に並べてください。

LinuC レベル2は国家資格ですか?

LinuC レベル2は民間です。民間資格です。実施団体が独自の基準で認定しています。同じ分野に複数の団体が資格を出していることがあるため、どの団体のものかを確認してください。

区分は評価のされ方に影響します。求人票では区分より、実際に何ができるかで見られることが多い部類です。ネットワークやストレージまで扱う。

合格率で見たLinuC レベル2の位置

合格率は年度で上下しますが、水準の比較には使えます。合格率が分かっている239資格を小さい順に並べると、LinuC レベル2(50〜60%)は下から133番目、全体の55%の位置にあります。中央値は45.0%、いちばん小さいものが3.5%、いちばん大きいものが95.0%です。

水準 合格率 該当
もっとも小さい 3.5% 司法試験予備試験
下から4分の1 30.0%
中央値 45.0%
LinuC レベル2 55.0% 全体の55%の位置
上から4分の1 65.0%
もっとも大きい 95.0% 助産師

中間の帯に入ります。この帯は半年前後を見込む帯です。週あたりの学習量を先に決めておかないと、途中で計画が崩れやすい層です。

合格率がすぐ隣にあるのは第二種衛生管理者(50〜60%)と情報検定(J検)情報活用試験1級(50〜60%)です。迷ったときはこの2つと並べると差が見えます。

LinuC レベル2を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
試験日程と申込期限 試験は随時(CBT)です。申込はおおむね試験の2〜3ヶ月前に締め切られます。複数回ある場合も、回ごとに締め切りが異なります。
合格後に登録が必要か 民間・公的資格でも、認定証の発行や更新に費用がかかることがあります。更新の有無を確認してください。
独学か講座か LinuC レベル2は独学でも対応できます。対応する講座があるため、費用と時間のどちらを優先するかで選んでください。
科目合格の持ち越し 複数科目の試験では、合格科目を持ち越せる制度があることがあります。あれば複数年に分ける計画が組めます。ネットワークやストレージまで扱う。
受験地 試験地が限られる資格では、移動と宿泊の費用が上乗せになります。会場は実施団体の公表内容で確認してください。

つまずきやすいところと、その避け方

教材を増やしすぎる

不安から複数の教材に手を出すと、どれも中途半端になります。範囲は同じでも構成が違うため、切り替えのたびに時間を失います。

避け方:メイン教材を1冊に決め、足りない部分だけ別で補ってください。過去問だけは複数年分そろえます。

合格率だけで難易度を判断する

合格率は受験者層で変わります。受験資格が厳しい試験は、準備した人だけが受けるため合格率が高く出ます。逆に誰でも受けられる試験は低く出ます。

避け方:合格率(50〜60%)と標準学習時間(約300時間)の両方で見てください。LinuC レベル2の難易度は「普」に分類しています。

受験資格を確認しないまま学習を始める

学歴や実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位でかかる資格もあります。

避け方:学習を始める前に実施団体の受験案内を読み、要件を満たしているかを確認してください。

このページに出てくる用語

用語 意味
受験資格 受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。
実務経験 定められた業務に一定期間従事した経歴。受験資格や登録要件として求められることがある。
通信講座 教材と添削・質問対応がセットになった学習サービス。学習順序が決まっている点が独学との違い。

IT・Webの33資格を1枚の表で見る

LinuC レベル2を含むIT・Webの全33資格を、難易度・合格率・学習時間・種別・独学で並べました。標準学習時間の小さい順です。横並びにすると、LinuC レベル2がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

難易度 合格率 学習時間 種別 独学
MOS 80%前後 40時間 ベンダー
G検定 やや易 60〜70% 40時間 民間
Python3エンジニア認定基礎試験 やや易 75〜80% 40時間 民間
Microsoft Azure Fundamentals 非公開 50時間 ベンダー
DXビジネス検定 60〜70% 50時間 民間
AWS認定 クラウドプラクティショナー 非公開 60時間 ベンダー
ウェブ解析士 60〜70% 60時間 民間
Webクリエイター能力認定試験 80〜90% 60時間 民間
情報検定(J検)情報活用試験1級 50〜60% 60時間 公的
Python3エンジニア認定データ分析試験 80〜90% 60時間 民間
Webデザイナー検定 やや易 60〜70% 80時間 民間
ITパスポート 50〜60% 80時間 国家
情報セキュリティマネジメント やや易 50〜70% 100時間 国家
AWS認定 ソリューションアーキテクト 普通 非公表 100時間 ベンダー
ORACLE MASTER Silver SQL 非公開 120時間 ベンダー
E資格 普通 65〜75% 150時間 民間 不可
LinuC レベル1 60〜70% 150時間 民間
Google Cloud Associate Cloud Engineer 非公開 150時間 ベンダー
統計検定2級 40〜50% 150時間 民間
基本情報技術者 普通 40〜50% 200時間 国家
CCNA 非公開 250時間 ベンダー
LinuC レベル2 50〜60% 300時間 民間
応用情報技術者 やや難 20〜25% 400時間 国家
ネットワークスペシャリスト 難関 13〜16% 400時間 国家
データベーススペシャリスト 難関 14〜18% 400時間 国家
統計検定準1級 20〜30% 400時間 民間
情報処理安全確保支援士 難関 18〜22% 500時間 国家
ITサービスマネージャ 14〜16% 600時間 国家
エンベデッドシステムスペシャリスト 15〜18% 600時間 国家
システムアーキテクト 14〜16% 700時間 国家
プロジェクトマネージャ 13〜15% 700時間 国家
システム監査技術者 14〜16% 700時間 国家
ITストラテジスト 14〜16% 800時間 国家

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。LinuC レベル2の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

数字で見たLinuC レベル2の位置

標準学習時間が分かっている295資格を並べて、LinuC レベル2がどこにあるのかを細かく出しました。順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。散らばりまで見ると、その差が大きいのか小さいのかが判断できます。

見るもの 意味
LinuC レベル2の標準学習時間 約300時間 比べる基準になる数字
全体の平均 約435時間 極端な値に引っ張られる
全体の中央値 約200時間 実感に近いのはこちら
下から4分の1 約80時間 これ以下なら軽い部類
上から4分の1 約500時間 これ以上なら重い部類
上位1割の入口 約1,000時間 ここから先は例外的
散らばり(標準偏差) 約627時間 平均からどれだけ離れるのが普通か

LinuC レベル2は下から185番目(全体の58%)です。平均との差は約135時間で、散らばり1つ分を下回っています(-0.22)。全体の真ん中あたりで、標準的な水準です。

平均と中央値の差にも意味があります。ここでは平均約435時間に対して中央値約200時間で、平均のほうが高く出ています。一部の大きな値に引っ張られているので、平均を目安にすると実際より高く見積もることになります。

LinuC レベル2と水準が近い資格

分類をまたいで、標準学習時間がLinuC レベル2(約300時間)に近い資格を集めました。同じ分類のなかで比べるだけでは、その水準が全体のどのあたりなのかが見えません。違う分類の同じ水準を並べると、感覚がつかめます。

資格 分類 標準学習時間 特徴
インテリアコーディネーター 住宅・建築 約300時間 1次学科・2次プレゼンテーション+論文。製図の練習量が2次の合否を決める。
日商簿記2級 会計 約300時間 ネット試験の導入で受験機会が大幅に増えた。経理・事務職の実務直結資格。
ケアマネジャー 医療・福祉 約300時間 合格率が年によって大きく振れる。受験要件が厳しいぶん有資格者の価値が高い。
管理業務主任者 不動産 約300時間 マンション管理会社に設置義務がある。宅建保有者は民法の下地がある分だけ有利。
第一種電気工事士 技術・設備 約300時間 高圧設備を扱えるため待遇が上がりやすい。合格と免状交付のタイミングが別である点に注意。
二級施工管理技士 住宅・建築 約300時間 建築・土木・電気工事など種別が分かれる。受験前に実務経験要件の確認が必須。

同じ水準でも、分類が違えば中身は別物です。インテリアコーディネーターとLinuC レベル2は数字の上では近くても、住宅・建築とIT・Webでは前提が違います。数字が近いことは「置き換えられる」という意味ではありません。何を得るためにその数字を払うのかで判断してください。

LinuC レベル2より軽いもの・重いもの

LinuC レベル2を真ん中に置いて、標準学習時間が前後にある資格を並べました。いまの候補が重すぎると感じたら左の表へ、物足りなければ右の表へ移る、という探し方ができます。

LinuC レベル2より軽い5資格

資格 分類 標準学習時間 LinuC レベル2との差
公害防止管理者(水質1種) 技術・設備 約300時間 同じ
公害防止管理者(大気1種) 技術・設備 約300時間 同じ
高圧ガス製造保安責任者(乙種機械) 技術・設備 約300時間 同じ
DCプランナー1級 金融 約300時間 同じ
キャリアコンサルティング技能士2級 人材 約300時間 同じ

LinuC レベル2より重い5資格

資格 分類 標準学習時間 LinuC レベル2との差
英検2級 語学 約300時間 同じ
ビジネス通訳検定(TOBIS)4級 語学 約300時間 同じ
二級建築施工管理技士 住宅・建築 約300時間 同じ
二級土木施工管理技士 住宅・建築 約300時間 同じ
二級管工事施工管理技士 住宅・建築 約300時間 同じ

ひとつ隣に動かすと、標準学習時間は下側で同じ、上側で同じ動きます。段階的に見ると、いまの選択がどれだけ思い切ったものなのかが分かります。

分類ごとの水準と、IT・Webの位置

このサイトで扱っている19分類を、標準学習時間の中央値で並べました。LinuC レベル2が属するIT・Webは13番目です。まずどの分類を見るべきかを決めると、そのあとの比較が短くて済みます。

分類 資格数 いちばん低い 中央 いちばん高い
法律・労務 8 約100時間 約3,000時間 約3,000時間
医療・福祉 37 約20時間 約700時間 約3,000時間
心理 9 約60時間 約600時間 約1,000時間
教育・保育 9 約24時間 約500時間 約2,500時間
住宅・建築 19 約100時間 約400時間 約1,200時間
不動産 10 約40時間 約300時間 約2,500時間
人材 4 約100時間 約300時間 約500時間
美容 11 約40時間 約200時間 約900時間
語学 20 約80時間 約200時間 約1,000時間
金融 16 約20時間 約150時間 約1,000時間
経営 8 約60時間 約150時間 約1,000時間
食・栄養 14 約6時間 約150時間 約2,000時間
IT・Web 33 約40時間 約150時間 約800時間
ビジネス 16 約40時間 約150時間 約500時間
会計 19 約30時間 約120時間 約3,500時間
ペット 7 約60時間 約100時間 約200時間
労務・安全 8 約60時間 約100時間 約500時間
技術・設備 35 約14時間 約100時間 約2,500時間
運輸 14 約16時間 約60時間 約400時間

分類ごとに水準が違うのは、分野ごとに、覚える範囲の広さと、資格がないとできない業務があるかどうかが違うためです。分類をまたいで数字だけを比べても意味がありません。同じ分類のなかで比べたうえで、分類そのものを選び直せるかどうかを考えてください。

LinuC レベル2のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

難易度:普

このサイトでは標準学習時間と合格率をもとに6段階で分けています。「普」は、同じ分野のなかでどのあたりかを示す目安です。絶対的な難しさではありません。

合格率:50〜60%

合格率は受験者層で動きます。受験資格が厳しい試験は準備した人だけが受けるため高く出て、誰でも受けられる試験は低く出ます。年度ごとの上下も大きいので、1年分の数字で判断しないでください。

標準学習時間:約300時間

1日2時間なら150日、1日1時間なら300日です。この数字は「ゼロから始めて合格水準に届くまで」の目安で、関連する知識があれば短くなります。

学習期間:5か月

標準学習時間を無理のないペースで割ったときの期間です。5か月という数字は、週にどれだけ時間を出せるかで前後します。試験日から逆算して開始時期を決めてください。

試験:随時(CBT)

受験機会が複数あります。仕上がり具合を見てから受験回を選べるので、1回目を経験として使う進め方もできます。

種別:民間

民間の団体が独自の基準で認定しています。同じ分野に複数の団体が資格を出していることがあるため、どの団体のものかを確認してください。

独学の可否:可

市販の教材だけでも合格を狙えます。ただし学習の順序と進み具合は自分で管理することになります。

講座の有無:あり

対応する講座があります。費用をかけて時間を買うか、教材費だけに抑えるかの選択ができます。

IT・Webのほかの資格を短く見る

LinuC レベル2と同じIT・Webにある資格を、標準学習時間の順にひとつずつ。LinuC レベル2が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

MOS(約40時間)

操作スキルを客観的に示せる。事務職の応募で書きやすい資格。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−260時間。

G検定(約40時間)

AIの用語と全体像を問う。オンライン受験で、実装は問われない。まず1つ目に置きやすい。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−260時間。

Python3エンジニア認定基礎試験(約40時間)

公式教材の範囲から出題される。随時受験できるため、学習の区切りに使いやすい。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−260時間。

Microsoft Azure Fundamentals(約50時間)

クラウドの入門。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−250時間。

DXビジネス検定(約50時間)

非エンジニアの理解確認に使われる。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−250時間。

AWS認定 クラウドプラクティショナー(約60時間)

AWSの入口。営業や企画でも取られる。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−240時間。

ウェブ解析士(約60時間)

マーケティング職で評価される。毎年の更新が要る。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−240時間。

Webクリエイター能力認定試験(約60時間)

未経験からWeb制作を目指す入口。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−240時間。

情報検定(J検)情報活用試験1級(約60時間)

学校で受験されることが多い。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−240時間。

Python3エンジニア認定データ分析試験(約60時間)

NumPy・pandasの基礎。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−240時間。

Webデザイナー検定(約80時間)

資格そのものより制作物の質が採用で見られる。学習の道筋づけとして機能する。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−220時間。

ITパスポート(約80時間)

IT・経営・法務を横断する入門資格。非IT職や学生の受験も多い。

LinuC レベル2との差:標準学習時間で−220時間。

このページの数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、297資格を19分類に整理したデータベースから引いています。LinuC レベル2だけを個別に調べて書いたものではなく、全297資格を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
LinuC レベル2の標準学習時間 公表値や一般に知られている水準の目安 実施団体が公表している受験案内と試験結果で確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の資格 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各資格の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 受験資格・免除・登録の要件は、実施団体の公式発表が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

LinuC レベル2にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

約300時間を出せるか

1日2時間なら150日、1日1時間なら300日です。平日1時間+土日3時間ずつなら週11時間で、約28週間かかります。まず週に何時間出せるかを決めてください。

「いいえ」なら:同じIT・Webのなかでより軽い資格から入るか、受験回を1つ後ろにずらして学習期間を延ばしてください。時間が足りないまま突っ込むと、直前期の負荷だけが跳ね上がります。

受験資格を満たしているか

LinuC レベル2は民間資格です。学歴・実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位かかる資格もあります。

「いいえ」なら:実施団体の受験案内を先に読み、要件を満たすまでに何年かかるかを計算してください。その年数を織り込めないなら、要件のない資格に切り替える判断になります。

試験日から逆算できているか

試験は随時(CBT)です。受験機会が複数あるので、回ごとの締め切りを確認してください。

「いいえ」なら:先に受験日を決めて、そこから約300時間を割り付け直してください。開始時期が決まれば、いま始めるべきかどうかも決まります。

LinuC レベル2について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを6件足しました。

LinuC レベル2は独学で合格できますか?

LinuC レベル2は市販の教材だけでも合格を狙える資格です。標準学習時間は約300時間、難易度は「普」に分類しています。合格率は50〜60%。

独学で進める場合は、300時間をどう割り振るかを先に決めてください。1日2時間なら150日、1日1時間なら300日です。出題範囲が明確なので、テキストを一周してから過去問に移る進め方が合います。

働きながらLinuC レベル2を目指せますか?

約300時間を平日1時間+土日3時間ずつで積むと、週11時間で約28週間(6ヶ月)です。標準期間の5か月とおおむね一致します。

半年前後の計画になります。週の学習時間を固定できるかどうかが分かれ目です。試験は随時(CBT)です。

LinuC レベル2の合格率が50〜60%なのはなぜですか?

LinuC レベル2の難易度は「普」、合格率は50〜60%です。合格率が高い試験は、基準点に達した人が全員合格する絶対評価であることが多く、範囲どおりに学習すれば到達できる水準です。

ネットワークやストレージまで扱う。なお合格率は年度ごとに上下します。1年分の数字ではなく、複数年の傾向で見てください。

LinuC レベル2は通信講座を使ったほうがいいですか?

LinuC レベル2は講座と独学のどちらでも対応できます。判断は、学習時間の約300時間を自分で組み立てられるかどうかで決めてください。

選ぶ基準 独学が向く 講座が向く
学習順序 自分でテキストを選び、順序を決められる 何から手をつけるかで迷いたくない
質問対応 調べれば解決できる、または周囲に聞ける つまずいたときに聞ける相手がほしい
期間 5か月を自力で管理できる 締め切りがあるほうが進む
費用 教材費のみに抑えたい 時間を買う前提で費用をかけられる

合格率は50〜60%。基準点に達すれば合格する型の試験なので、教材を絞って回数を重ねる進め方が効きます。

LinuC レベル2を取れば仕事に困らなくなりますか?

資格そのものが仕事を保証するわけではありません。LinuC レベル2について言えるのは、ネットワークやストレージまで扱う。という点です。

判断材料として見るべきは、①その資格がないとできない業務があるか(業務独占)、②求人票で名称が指定されているか、③実務経験と組み合わせて評価されるか、の3点です。LinuC レベル2は民間のため、①には当てはまりません。③の組み合わせで見られることが多い部類です。

LinuC レベル2の前に取っておくとよい資格はありますか?

同じ物差しで見て、LinuC レベル2(約300時間)よりひとつ手前にあるのが公害防止管理者(水質1種)(約300時間・技術・設備)です。

分野は違いますが、学習の進め方そのものに慣れる目的では使えます。まず300時間規模で一度合格を経験しておくと、300時間の計画が立てやすくなります。

このページの用語を、もう一歩詳しく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

独学

講座を使わず市販テキストなどで学習する方法。費用は抑えられるが進捗の管理は自分で行う。

LinuC レベル2の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。

登録

試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。

LinuC レベル2の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。

合格率

受験者のうち合格した人の割合。年度ごとに上下するため、複数年の平均で見るのが確実。

受験者層で数字が動きます。誰でも受けられる試験は低く、要件が厳しい試験は高く出ます。

※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。

LinuC レベル2は、どうやって取るのがいいか

同じ資格でも、独学・通信講座・通学のどれを選ぶかで、かかる期間も費用も変わります。LinuC レベル2は通信講座が向くに分類しています。判断の材料は、標準の勉強時間が約300時間であること、合格率が50〜60%であること、受験資格に条件があります(レベル1認定)、の3つです。

取り方 向いている人 つまずきやすいところ
独学 自分で計画を立てて続けられる人。費用を最小限にしたい人 分からないところで止まったとき、聞ける相手がいない
通信講座 働きながら、決まった順序で進めたい人 教材が届いても手を付けないまま終わることがある
通学 強制力がほしい人。実技や実習の練習が要る資格 通う時間が固定される。費用はいちばん高い

LinuC レベル2の場合は、独学でも取れますが、範囲が広いので順序を決めてもらったほうが早く終わります。働きながらなら通信講座が現実的です。

費用はここには書いていません。講座ごとに幅があり、割引の有無や教材の範囲で総額が変わるためです。実際の金額は、各社の資料請求か公式ページでご確認ください。

LinuC レベル2の講座を比べる

通信講座は、教材の範囲・添削の回数・質問できる期間が会社によって違います。同じ資格でも総額が変わるので、2〜3社の資料を並べてから決めてください。

まずLinuC レベル2のデータを確認する

LinuC レベル2を取ったあと、どう使うか

資格は取ることが目的ではないので、取ったあとに何につながるかを先に見ておいてください。LinuC レベル2は、掲載データのうえでは次の使い方に向いています。

  • できることの裏づけにする:法令上の独占がないので、資格がなくてもその仕事はできます。そのぶん受験資格の縛りがゆるく、実務のスキルを示す材料として職務経歴書に書けます。

法令上の位置づけはなしです。法令で守られた独占はありません。

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