住宅ローンアドバイザーになるには?受験資格・学習ルート・期間を解説

住宅ローンアドバイザーになるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。

全体の流れ

住宅ローンアドバイザーを目指す場合、まず講習の受講という受験資格を満たす必要があります。ここが最初の関門で、人によっては学習そのものより時間がかかります。

試験は年2回実施されます。学習期間の目安が1か月なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。

基本データ

資格の種類 民間
難易度
合格率 70〜80%
標準学習時間 約40時間
学習期間の目安 1か月
試験の実施 年2回
受験資格 講習の受講
独学 不可(講座・養成課程が必要)
通信講座 あり

学習ルートの選び方

住宅ローンアドバイザーは独学だけで到達するのが難しい資格です。講習の受講が前提となるため、まずそのルートに乗ることが最初のステップになります。

通信講座も選択肢になります。独学との違いは、教材選びと学習順序を自分で組み立てる必要がない点、そして質問対応や添削で疑問を放置せずに済む点です。費用と時間のどちらを優先するかで判断が分かれます。

学習時間の見積もり

必要な学習時間は約40時間が目安です。1日1時間なら約2ヶ月、1日2時間なら約1ヶ月が目安です。

受験のタイミングをどう決めるか

住宅ローンアドバイザーは年2回実施されます。1回目で届かなくても同じ年度内に再挑戦できるため、「まず1回受けて本番の感覚を掴む」という戦い方も選べます。

費用の見積もり

住宅ローンアドバイザーは独学で完結しないため、講習の受講にかかる費用が総コストの中心になります。受験料よりも、この要件を満たすための費用と期間の見積もりを先に立ててください。

資格取得後にできること

住宅ローンの説明・提案。不動産・金融で使う。

不動産分野のなかでは、学習時間で見て10資格中1番目の位置づけです。同分野でより軽いところから入るなら住宅ローンアドバイザー(約40時間)という選択肢もあります。

取得までにかかる費用

住宅ローンアドバイザーの取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。

項目 目安 補足
受験料 数千円〜数万円 実施団体の公表額を確認してください
テキスト・問題集 3,000〜15,000円 独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を
通信講座・予備校 数万円〜 使う場合。教育訓練給付の対象になることがあります
登録・免許の申請 資格による 合格後に別途必要になるものがあります
更新・講習 資格による 更新制の資格は継続的に費用がかかります

厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。

取得後にどう活かすか

住宅ローンアドバイザーが活かせる主な職場は不動産会社・金融機関・建設会社です。宅地建物取引士は事務所ごとに設置義務があるため、常に一定の需要があります。

住宅ローンの説明・提案

資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。住宅ローンアドバイザーを取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。

よくある質問

住宅ローンアドバイザーの合格率はどのくらいですか?

70〜80%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

住宅ローンアドバイザーは独学でも合格できますか?

独学だけでは受験できません。講習の受講が受験の前提になります。

住宅ローンアドバイザーの試験はいつ実施されますか?

年2回です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。

不動産の関連資格

住宅ローンアドバイザーについて実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、住宅ローンアドバイザーに関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。

住宅ローンアドバイザーは何ヶ月くらいで取れますか?

標準的な学習期間は1か月、必要な学習時間は約40時間です。

1日あたりの学習時間 かかる日数 おおよその期間
1時間 40日 約1ヶ月
2時間 20日 約1ヶ月
3時間 14日 約1ヶ月

試験は年2回のため、日程から逆算して開始時期を決めてください。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見て回を選べます。

40代・50代から住宅ローンアドバイザーを目指すのは遅いですか?

住宅ローンアドバイザーに年齢の制限はありません。判断材料になるのは、学習に必要な約40時間を確保できるかどうかです。1日1.5時間なら27日、およそ1ヶ月かかります。

住宅ローンアドバイザーは学習時間が全体の6%の位置で、比較的取り組みやすい部類です。まず1つ目として選ばれることが多い水準です。

住宅ローンアドバイザーの試験は年に何回ありますか?

住宅ローンアドバイザーの試験は年2回です。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見てから受験回を決められます。1回目を経験として使う進め方もできます。

学習に必要なのは約40時間です。試験日から逆算し、1日1時間のペースなら2ヶ月前には始めておくと余裕があります。

不動産の資格ではどれがいちばん難しいですか?

不動産に分類している10資格を標準学習時間の順に並べると、いちばん軽いのが住宅ローンアドバイザー(約40時間)、いちばん重いのが不動産鑑定士(約2,500時間)です。

資格 学習時間 合格率 難易度
住宅ローンアドバイザー 40時間 70〜80%
競売不動産取扱主任者 100時間 30〜40%
マンション維持修繕技術者 150時間 40〜50%
賃貸不動産経営管理士 200時間 25〜30% 普通
管理業務主任者 300時間 20〜23% 普通
不動産コンサルティング技能試験 300時間 40〜50%
宅地建物取引士 350時間 15〜18% 普通
マンション管理士 500時間 8〜10% 難関
土地家屋調査士 1,000時間 9〜10% 難関
不動産鑑定士 2,500時間 5〜8% 難関

住宅ローンアドバイザーはこのなかで1番目です。学習時間と合格率は必ずしも一致しません。時間が短くても合格率が低い試験は、範囲は狭いが問われ方が厳しいということです。

住宅ローンアドバイザーは履歴書に書けますか?

書けます。住宅ローンアドバイザーは民間の資格です。民間資格は同名でも団体によって内容が違うことがあります。実施団体名を添えて書くと伝わります。

書くときは取得年月と正式名称をそろえます。取得前の段階なら「住宅ローンアドバイザー 年2回受験予定」と書く方法もあります。応募先の業務と関係が薄い資格を並べすぎると焦点がぼやけるため、関係するものから順に並べてください。

住宅ローンアドバイザーは国家資格ですか?

住宅ローンアドバイザーは民間です。民間資格です。実施団体が独自の基準で認定しています。同じ分野に複数の団体が資格を出していることがあるため、どの団体のものかを確認してください。

区分は評価のされ方に影響します。求人票では区分より、実際に何ができるかで見られることが多い部類です。不動産・金融で使う。

住宅ローンアドバイザーを決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
試験日程と申込期限 試験は年2回です。申込はおおむね試験の2〜3ヶ月前に締め切られます。複数回ある場合も、回ごとに締め切りが異なります。
合格後に登録が必要か 民間・公的資格でも、認定証の発行や更新に費用がかかることがあります。更新の有無を確認してください。
独学か講座か 住宅ローンアドバイザーは独学だけでは対策しにくい部分があります。対応する講座があるため、費用と時間のどちらを優先するかで選んでください。
科目合格の持ち越し 複数科目の試験では、合格科目を持ち越せる制度があることがあります。あれば複数年に分ける計画が組めます。不動産・金融で使う。
受験地 試験地が限られる資格では、移動と宿泊の費用が上乗せになります。会場は実施団体の公表内容で確認してください。

つまずきやすいところと、その避け方

教材を増やしすぎる

不安から複数の教材に手を出すと、どれも中途半端になります。範囲は同じでも構成が違うため、切り替えのたびに時間を失います。

避け方:メイン教材を1冊に決め、足りない部分だけ別で補ってください。過去問だけは複数年分そろえます。

合格率だけで難易度を判断する

合格率は受験者層で変わります。受験資格が厳しい試験は、準備した人だけが受けるため合格率が高く出ます。逆に誰でも受けられる試験は低く出ます。

避け方:合格率(70〜80%)と標準学習時間(約40時間)の両方で見てください。住宅ローンアドバイザーの難易度は「易」に分類しています。

受験資格を確認しないまま学習を始める

学歴や実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位でかかる資格もあります。

避け方:学習を始める前に実施団体の受験案内を読み、要件を満たしているかを確認してください。

このページに出てくる用語

用語 意味
受験資格 受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。
登録 試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。
通信講座 教材と添削・質問対応がセットになった学習サービス。学習順序が決まっている点が独学との違い。

不動産の10資格を1枚の表で見る

住宅ローンアドバイザーを含む不動産の全10資格を、難易度・合格率・学習時間・種別・独学で並べました。標準学習時間の小さい順です。横並びにすると、住宅ローンアドバイザーがどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

難易度 合格率 学習時間 種別 独学
住宅ローンアドバイザー 70〜80% 40時間 民間 不可
競売不動産取扱主任者 30〜40% 100時間 民間
マンション維持修繕技術者 40〜50% 150時間 民間
賃貸不動産経営管理士 普通 25〜30% 200時間 国家
管理業務主任者 普通 20〜23% 300時間 国家
不動産コンサルティング技能試験 40〜50% 300時間 公的
宅地建物取引士 普通 15〜18% 350時間 国家
マンション管理士 難関 8〜10% 500時間 国家
土地家屋調査士 難関 9〜10% 1,000時間 国家
不動産鑑定士 難関 5〜8% 2,500時間 国家 不可

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。住宅ローンアドバイザーの行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

住宅ローンアドバイザーのデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

難易度:易

このサイトでは標準学習時間と合格率をもとに6段階で分けています。「易」は、同じ分野のなかでどのあたりかを示す目安です。絶対的な難しさではありません。

合格率:70〜80%

合格率は受験者層で動きます。受験資格が厳しい試験は準備した人だけが受けるため高く出て、誰でも受けられる試験は低く出ます。年度ごとの上下も大きいので、1年分の数字で判断しないでください。

標準学習時間:約40時間

1日2時間なら20日、1日1時間なら40日です。この数字は「ゼロから始めて合格水準に届くまで」の目安で、関連する知識があれば短くなります。

学習期間:1か月

標準学習時間を無理のないペースで割ったときの期間です。1か月という数字は、週にどれだけ時間を出せるかで前後します。試験日から逆算して開始時期を決めてください。

試験:年2回

受験機会が複数あります。仕上がり具合を見てから受験回を選べるので、1回目を経験として使う進め方もできます。

種別:民間

民間の団体が独自の基準で認定しています。同じ分野に複数の団体が資格を出していることがあるため、どの団体のものかを確認してください。

独学の可否:不可

実技や実習、指定の講習が要件に含まれるため、独学だけでは完結しません。対応する講座や養成課程を先に調べてください。

講座の有無:あり

対応する講座があります。費用をかけて時間を買うか、教材費だけに抑えるかの選択ができます。

不動産のほかの資格を短く見る

住宅ローンアドバイザーと同じ不動産にある資格を、標準学習時間の順にひとつずつ。住宅ローンアドバイザーが合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

競売不動産取扱主任者(約100時間)

宅建と組み合わせて使う。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+60時間。

マンション維持修繕技術者(約150時間)

管理会社で評価される。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+110時間。

賃貸不動産経営管理士(約200時間)

2021年に国家資格化。賃貸管理業の登録制度と連動して需要が伸びている。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+160時間。

管理業務主任者(約300時間)

マンション管理会社に設置義務がある。宅建保有者は民法の下地がある分だけ有利。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+260時間。

不動産コンサルティング技能試験(約300時間)

登録すると公認不動産コンサルティングマスターになれる。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+260時間。

宅地建物取引士(約350時間)

不動産業では設置義務があるため常に求人がある。独学合格者が多い代表的な国家資格。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+310時間。

マンション管理士(約500時間)

管理業務主任者との同時受験が定番。区分所有法の理解が合否を分ける。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+460時間。

土地家屋調査士(約1,000時間)

作図の実技があり対策が独特。測量士補を先に取って午前試験を免除するルートが定番。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+960時間。

不動産鑑定士(約2,500時間)

短答式と論文式の二段階に加え、合格後に実務修習がある。不動産系では最難関の部類。

住宅ローンアドバイザーとの差:標準学習時間で+2,460時間。

このページの数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、297資格を19分類に整理したデータベースから引いています。住宅ローンアドバイザーだけを個別に調べて書いたものではなく、全297資格を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
住宅ローンアドバイザーの標準学習時間 公表値や一般に知られている水準の目安 実施団体が公表している受験案内と試験結果で確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の資格 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各資格の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 受験資格・免除・登録の要件は、実施団体の公式発表が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

住宅ローンアドバイザーにするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

約40時間を出せるか

1日2時間なら20日、1日1時間なら40日です。平日1時間+土日3時間ずつなら週11時間で、約4週間かかります。まず週に何時間出せるかを決めてください。

「いいえ」なら:同じ不動産のなかでより軽い資格から入るか、受験回を1つ後ろにずらして学習期間を延ばしてください。時間が足りないまま突っ込むと、直前期の負荷だけが跳ね上がります。

受験資格を満たしているか

住宅ローンアドバイザーは民間資格です。学歴・実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位かかる資格もあります。

「いいえ」なら:実施団体の受験案内を先に読み、要件を満たすまでに何年かかるかを計算してください。その年数を織り込めないなら、要件のない資格に切り替える判断になります。

試験日から逆算できているか

試験は年2回です。受験機会が複数あるので、回ごとの締め切りを確認してください。

「いいえ」なら:先に受験日を決めて、そこから約40時間を割り付け直してください。開始時期が決まれば、いま始めるべきかどうかも決まります。

住宅ローンアドバイザーについて、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを5件足しました。

住宅ローンアドバイザーは独学で合格できますか?

住宅ローンアドバイザーは独学だけでは対策しにくい資格です。標準学習時間は約40時間、難易度は「易」に分類しています。合格率は70〜80%。

実技や実習、あるいは指定の講習が要件に含まれるため、独学だけで完結しません。対応する講座や養成課程を先に調べてください。

働きながら住宅ローンアドバイザーを目指せますか?

約40時間を平日1時間+土日3時間ずつで積むと、週11時間で約4週間(1ヶ月)です。標準期間の1か月とおおむね一致します。

短期で仕上げられる量です。まとまった休みを1回はさむと一気に進みます。試験は年2回です。

住宅ローンアドバイザーの合格率が70〜80%なのはなぜですか?

住宅ローンアドバイザーの難易度は「易」、合格率は70〜80%です。合格率が高い試験は、基準点に達した人が全員合格する絶対評価であることが多く、範囲どおりに学習すれば到達できる水準です。

不動産・金融で使う。なお合格率は年度ごとに上下します。1年分の数字ではなく、複数年の傾向で見てください。

住宅ローンアドバイザーは通信講座を使ったほうがいいですか?

住宅ローンアドバイザーは講座と独学のどちらでも対応できますが、独学のみでは対策しにくい部分があります。判断は、学習時間の約40時間を自分で組み立てられるかどうかで決めてください。

選ぶ基準 独学が向く 講座が向く
学習順序 自分でテキストを選び、順序を決められる 何から手をつけるかで迷いたくない
質問対応 調べれば解決できる、または周囲に聞ける つまずいたときに聞ける相手がほしい
期間 1か月を自力で管理できる 締め切りがあるほうが進む
費用 教材費のみに抑えたい 時間を買う前提で費用をかけられる

合格率は70〜80%。基準点に達すれば合格する型の試験なので、教材を絞って回数を重ねる進め方が効きます。

住宅ローンアドバイザーを取れば仕事に困らなくなりますか?

資格そのものが仕事を保証するわけではありません。住宅ローンアドバイザーについて言えるのは、不動産・金融で使う。という点です。

判断材料として見るべきは、①その資格がないとできない業務があるか(業務独占)、②求人票で名称が指定されているか、③実務経験と組み合わせて評価されるか、の3点です。住宅ローンアドバイザーは民間のため、①には当てはまりません。③の組み合わせで見られることが多い部類です。

このページの用語を、もう一歩詳しく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

独学

講座を使わず市販テキストなどで学習する方法。費用は抑えられるが進捗の管理は自分で行う。

住宅ローンアドバイザーの記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。

合格率

受験者のうち合格した人の割合。年度ごとに上下するため、複数年の平均で見るのが確実。

受験者層で数字が動きます。誰でも受けられる試験は低く、要件が厳しい試験は高く出ます。

受験資格

受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。

ここを確認せずに学習を始めると、仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位かかるものがあります。

※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。

住宅ローンアドバイザーは、どうやって取るのがいいか

同じ資格でも、独学・通信講座・通学のどれを選ぶかで、かかる期間も費用も変わります。住宅ローンアドバイザーは講座が要るに分類しています。判断の材料は、標準の勉強時間が約40時間であること、合格率が70〜80%であること、受験資格に条件があります(講習の受講)、の3つです。

取り方 向いている人 つまずきやすいところ
独学 自分で計画を立てて続けられる人。費用を最小限にしたい人 分からないところで止まったとき、聞ける相手がいない
通信講座 働きながら、決まった順序で進めたい人 教材が届いても手を付けないまま終わることがある
通学 強制力がほしい人。実技や実習の練習が要る資格 通う時間が固定される。費用はいちばん高い

住宅ローンアドバイザーの場合は、講習の受講そのものが要件になっています。独学で試験だけ受ける、という取り方はできません。

費用はここには書いていません。講座ごとに幅があり、割引の有無や教材の範囲で総額が変わるためです。実際の金額は、各社の資料請求か公式ページでご確認ください。

住宅ローンアドバイザーの講座を比べる

通信講座は、教材の範囲・添削の回数・質問できる期間が会社によって違います。同じ資格でも総額が変わるので、2〜3社の資料を並べてから決めてください。

まず住宅ローンアドバイザーのデータを確認する

住宅ローンアドバイザーを取ったあと、どう使うか

資格は取ることが目的ではないので、取ったあとに何につながるかを先に見ておいてください。住宅ローンアドバイザーは、掲載データのうえでは次の使い方に向いています。

  • できることの裏づけにする:法令上の独占がないので、資格がなくてもその仕事はできます。そのぶん受験資格の縛りがゆるく、実務のスキルを示す材料として職務経歴書に書けます。

法令上の位置づけはなしです。法令で守られた独占はありません。

住宅ローンアドバイザーについて、ほかに読めること

同じ分野の資格は不動産の一覧で横並びに見られます。目的や勉強時間から絞りたい場合はトップの診断へ。