ITパスポートの難易度は?合格率・勉強時間・受験資格まとめ

掲載データの確認日 2026/08/23

297資格を同じ条件でそろえています

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ITパスポートの難易度と合格率を、試験の実施形態や必要な学習時間とあわせて整理しました。受験を検討している段階で、まず全体像を把握するための記事です。

ITパスポートの基本データ

資格の種類国家
難易度易
合格率50〜60%
標準学習時間約80時間
学習期間の目安2ヶ月
試験の実施随時(CBT)
受験資格なし
独学可能
通信講座あり

難易度をどう見るか

ITパスポートは易に位置づけられます。基礎的な内容が中心で、短期間の学習でも合格を狙える入門レベルです。

合格率は50〜60%です。ただし合格率だけで難易度を判断するのは危険で、受験者層の性質を合わせて見る必要があります。受験資格に実務経験が課される試験は、そもそも受験者が絞り込まれているため合格率が高く出やすく、逆に誰でも受験できる試験は記念受験が混ざるぶん合格率が低く出ます。

IT・経営・法務を横断する入門資格。非IT職や学生の受験も多い。

必要な学習時間

一般的な目安は約80時間です。1日1時間なら約3ヶ月、1日2時間なら約2ヶ月が目安です。

学習期間の目安は2ヶ月とされています。試験は随時(CBT)実施のため、逆算して学習開始時期を決めることになります。

受験資格

ITパスポートに受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。学歴・実務経験を問われないため、思い立った時点で学習を始められるのが利点です。

同じ分野の資格と比べると

IT・Web分野の33資格を学習時間で並べると、ITパスポートは12番目に位置します。もっとも軽いのはMOS(約40時間)、もっとも重いのはITストラテジスト(約800時間)です。同じ分野でもここまで幅があるため、まず自分が確保できる学習時間から逆算して候補を絞るのが現実的です。

受験のタイミング

ITパスポートは随時(CBT)実施のため、受験日を自分で決められます。学習が仕上がったタイミングで申し込めるので、「試験日に間に合わせる」というプレッシャーが小さいのが利点です。逆に締切がないぶん先延ばしになりやすいので、学習開始時点で受験予定日を決めて申し込んでしまうのが有効です。

費用の考え方

費用は「独学(教材費のみ)」か「通信講座」かで大きく変わります。独学ならテキストと過去問で済みますが、学習順序の設計と進捗管理を自分で背負うことになります。通信講座はその設計を買う選択です。学習時間の目安が約80時間である点を踏まえ、時間を金で買う価値があるかで判断してください。

取得後の仕事

IT を利活用する全ての職種の基礎知識。

あわせて検討されやすい資格

学習時間が近いWebデザイナー検定(約80時間)、情報セキュリティマネジメント(約100時間)は、ITパスポートと並行または連続して狙われることがあります。出題範囲に重なりがある場合、2つ目以降の学習効率が上がります。

受ける前に確かめること

ITパスポートを受ける前のチェック0 / 5 確認ずみ

受験資格はなし、標準学習時間は約80時間です。教材を買う前に順に確かめてください。

学習の計画を立てる

ITパスポートの学習計画

コピーして、自分の予定を書き込んでください。標準学習時間は前提知識で変わります。まず1週間やってみて、実際のペースで引き直すのが確実です。

【受ける資格】
ITパスポート(国家)

【受験資格】
なし

【試験日】
随時(CBT)実施 / 受ける回:[ 年 月]

【学習時間】
標準 約80時間
週に使える時間:[ ]時間 / 必要な週数:[ ]週
始める日:[ 月 日] / 終わる日:[ 月 日]

【使う教材】
市販のテキストと過去問で進められます
テキスト:[   ] / 過去問:[   ]

【1週目にやること】
[   ]
【1週目に実際にできた時間】[ ]時間 → ここで計画を引き直す

学習時間から逆算した計画

ITパスポートの標準的な学習時間は80時間です。週にどれだけ確保できるかで、必要な期間が変わります。

学習ペース週あたり必要な期間
平日1時間・休日3時間11時間約8週間(2か月)
平日2時間・休日5時間20時間約4週間(1か月)
1日3時間(短期集中)21時間約4週間(1か月)

一般的な学習期間は2ヶ月とされています。試験は随時(CBT)実施されるため、次の試験日から逆算して開始時期を決めてください。標準時間はあくまで目安で、前提知識があれば短く、まったくの初学者であれば長くかかります。

IT・Webのなかでの位置づけ

IT・Webに分類される33資格を学習時間の短い順に並べると、ITパスポートは12番目です。

資格学習時間難易度独学
MOS40時間易可能
G検定40時間やや易可能
Python3エンジニア認定基礎試験40時間やや易可能
Microsoft Azure Fundamentals50時間易可能
DXビジネス検定50時間易可能
AWS認定 クラウドプラクティショナー60時間易可能
ウェブ解析士60時間易可能
Webクリエイター能力認定試験60時間易可能
情報検定(J検)情報活用試験1級60時間易可能
Python3エンジニア認定データ分析試験60時間易可能
Webデザイナー検定80時間やや易可能
ITパスポート80時間易可能
情報セキュリティマネジメント100時間やや易可能
AWS認定 ソリューションアーキテクト100時間普通可能
ORACLE MASTER Silver SQL120時間普可能
E資格150時間普通難しい
LinuC レベル1150時間普可能
Google Cloud Associate Cloud Engineer150時間普可能
統計検定2級150時間普可能
基本情報技術者200時間普通可能
CCNA250時間普可能
LinuC レベル2300時間普可能
応用情報技術者400時間やや難可能
ネットワークスペシャリスト400時間難関可能
データベーススペシャリスト400時間難関可能
統計検定準1級400時間難可能
情報処理安全確保支援士500時間難関可能
ITサービスマネージャ600時間鬼可能
エンベデッドシステムスペシャリスト600時間鬼可能
システムアーキテクト700時間鬼可能
プロジェクトマネージャ700時間鬼可能
システム監査技術者700時間鬼可能
ITストラテジスト800時間鬼可能

同じ分野の資格は出題範囲が重なることがあります。近い資格を続けて受けると、学習の蓄積を活かせます。

学習時間が近い資格

ITパスポートと同じくらいの学習時間で取得を目指せる資格です。分野をまたいで組み合わせると、応募できる求人の幅が広がります。

資格分野学習時間難易度
Webデザイナー検定IT・Web80時間やや易
心理カウンセラー心理80時間やや易
証券外務員金融80時間やや易
ボイラー技士2級技術・設備80時間やや易
消防設備士乙種6類技術・設備80時間やや易

よくある誤解

「合格率が低い=自分には無理」ではない

ITパスポートの合格率は50〜60%です。合格率は受験者層によって変わります。受験要件のない資格は記念受験も含まれるため数字が下がり、実務経験が要件になっている資格は受験者の質が揃うため数字が上がります。合格率だけで難易度は測れません。

「標準学習時間どおりにやれば受かる」ではない

ITパスポートの標準は80時間とされていますが、これは平均的な前提知識を持つ人の目安です。関連する実務経験があれば短く、まったくの初学者であれば1.5倍前後を見ておくほうが現実的です。

「資格を取れば仕事が見つかる」とはかぎらない

資格は応募条件を満たすためのもので、採用の決め手になるとはかぎりません。求人票を先に見て、実際に求められている条件を確認してから学習を始めると、無駄がありません。

よくある質問

ITパスポートの合格率はどのくらいですか?

50〜60%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

ITパスポートは独学でも合格できますか?

可能です。必要な学習時間は約80時間が目安で、1日1時間なら約3ヶ月、1日2時間なら約2ヶ月が目安です。

ITパスポートの試験はいつ実施されますか?

随時(CBT)です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。

IT・Webの関連資格

※ 合格率・試験日程・受験資格は変更されることがあります。受験の際は必ず試験実施団体の公式情報をご確認ください。