精神保健福祉士(短期養成)になるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。
全体の流れ
精神保健福祉士(短期養成)を目指す場合、まず指定施設での実務経験などという受験資格を満たす必要があります。ここが最初の関門で、人によっては学習そのものより時間がかかります。
試験は年1回実施されます。学習期間の目安が9か月なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。
基本データ
| 資格の種類 | 国家 |
|---|---|
| 難易度 | 難 |
| 合格率 | 60〜70% |
| 標準学習時間 | 約600時間 |
| 学習期間の目安 | 9か月 |
| 試験の実施 | 年1回 |
| 受験資格 | 指定施設での実務経験など |
| 独学 | 不可(講座・養成課程が必要) |
| 通信講座 | あり |
学習ルートの選び方
精神保健福祉士(短期養成)は独学だけで到達するのが難しい資格です。指定施設での実務経験などが前提となるため、まずそのルートに乗ることが最初のステップになります。
通信講座も選択肢になります。独学との違いは、教材選びと学習順序を自分で組み立てる必要がない点、そして質問対応や添削で疑問を放置せずに済む点です。費用と時間のどちらを優先するかで判断が分かれます。
学習時間の見積もり
必要な学習時間は約600時間が目安です。1日2時間なら約10ヶ月、1日3時間でも約7ヶ月かかります。仕事と両立するなら年単位の計画が現実的です。
受験のタイミングをどう決めるか
精神保健福祉士(短期養成)は年1回のみの実施です。ここで落とすと次は1年後になるため、受験年度を決めたら逆算した計画が必須になります。学習期間の目安が9か月なので、試験日の9か月前が学習開始のデッドラインです。
費用の見積もり
精神保健福祉士(短期養成)は独学で完結しないため、講座や養成課程の費用が総コストの中心になります。受験には指定施設での実務経験なども必要なので、その期間もあわせて見込んでください。
資格取得後にできること
精神障害者の相談支援。—
心理分野のなかでは、学習時間で見て9資格中7番目の位置づけです。同分野でより軽いところから入るなら認定心理士(約0時間)という選択肢もあります。
取得までにかかる費用
精神保健福祉士(短期養成)の取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 受験料 | 数千円〜数万円 | 実施団体の公表額を確認してください |
| テキスト・問題集 | 3,000〜15,000円 | 独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を |
| 通信講座・大学院 | 数万円〜 | 使う場合。教育訓練給付の対象になることがあります |
| 登録・免許の申請 | 資格による | 合格後に別途必要になるものがあります |
| 更新・講習 | 資格による | 更新制の資格は継続的に費用がかかります |
厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。
取得後にどう活かすか
精神保健福祉士(短期養成)が活かせる主な職場は医療機関・教育機関・企業の相談窓口です。公認心理師の国家資格化以降、民間資格との住み分けが進んでいます。取得目的を先に決めることが重要です。
精神障害者の相談支援
資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。精神保健福祉士(短期養成)を取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。
よくある質問
精神保健福祉士(短期養成)の合格率はどのくらいですか?
60〜70%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。
精神保健福祉士(短期養成)は独学でも合格できますか?
独学だけでは受験できません。指定施設での実務経験などが受験の前提になります。
精神保健福祉士(短期養成)の試験はいつ実施されますか?
年1回です。機会が限られるため、受験年度を決めたうえで逆算した計画が必要です。
心理の関連資格
精神保健福祉士(短期養成)について実際によく調べられていること
検索されている質問のうち、精神保健福祉士(短期養成)に関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。
精神保健福祉士(短期養成)は何ヶ月くらいで取れますか?
標準的な学習期間は9か月、必要な学習時間は約600時間です。
| 1日あたりの学習時間 | かかる日数 | おおよその期間 |
|---|---|---|
| 1時間 | 600日 | 約20ヶ月 |
| 2時間 | 300日 | 約10ヶ月 |
| 3時間 | 200日 | 約7ヶ月 |
試験は年1回のため、日程から逆算して開始時期を決めてください。受験機会が年に一度なので、間に合わないと次は1年後になります。余裕をもった計画が要ります。
40代・50代から精神保健福祉士(短期養成)を目指すのは遅いですか?
精神保健福祉士(短期養成)に年齢の制限はありません。判断材料になるのは、学習に必要な約600時間を確保できるかどうかです。1日1.5時間なら400日、およそ13ヶ月かかります。
精神保健福祉士(短期養成)は学習時間が上位22%に入る重い部類です。時間を確保しにくい状況なら、同じ心理分野でより軽い資格から入る進め方もあります。
精神保健福祉士(短期養成)の試験は年に何回ありますか?
精神保健福祉士(短期養成)の試験は年1回です。年に一度しかないため、申込期限を逃すと次は翌年になります。願書の受付期間はおおむね試験の2〜3ヶ月前です。
学習に必要なのは約600時間です。試験日から逆算し、1日4時間のペースなら5ヶ月前には始めておくと余裕があります。
心理の資格ではどれがいちばん難しいですか?
心理に分類している8資格を標準学習時間の順に並べると、いちばん軽いのがメンタルヘルス・マネジメント検定(約60時間)、いちばん重いのが臨床心理士(約1,000時間)です。
| 資格 | 学習時間 | 合格率 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| メンタルヘルス・マネジメント検定 | 60時間 | II種50〜70% | やや易 |
| 心理カウンセラー | 80時間 | 70〜80% | やや易 |
| NLPプラクティショナー | 100時間 | — | 易 |
| 産業カウンセラー | 200時間 | 60〜70% | 普通 |
| 公認心理師(Gルート) | 600時間 | 30〜50% | 難 |
| 精神保健福祉士(短期養成) | 600時間 | 60〜70% | 難 |
| 公認心理師 | 1,000時間 | 50〜60% | 難関 |
| 臨床心理士 | 1,000時間 | 60〜65% | 難関 |
精神保健福祉士(短期養成)はこのなかで6番目です。学習時間と合格率は必ずしも一致しません。時間が短くても合格率が低い試験は、範囲は狭いが問われ方が厳しいということです。
精神保健福祉士(短期養成)は履歴書に書けますか?
書けます。精神保健福祉士(短期養成)は国家の資格です。国家資格は評価の基準がはっきりしているため、資格欄に正式名称で記載してください。
書くときは取得年月と正式名称をそろえます。取得前の段階なら「精神保健福祉士(短期養成) 年1回受験予定」と書く方法もあります。応募先の業務と関係が薄い資格を並べすぎると焦点がぼやけるため、関係するものから順に並べてください。
精神保健福祉士(短期養成)は国家資格ですか?
精神保健福祉士(短期養成)は国家です。国家資格は法令にもとづいて実施され、合格後に登録を求められるものもあります。
区分は評価のされ方に影響します。求人票で名称が指定されることがあります。—
精神保健福祉士(短期養成)を決める前に確認すること
あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 試験日程と申込期限 | 試験は年1回です。申込はおおむね試験の2〜3ヶ月前に締め切られます。逃すと次は1年後です。 |
| 合格後に登録が必要か | 国家資格には、合格後に名簿への登録を求められるものがあります。登録料や年会費が別途かかる場合があるため、合格前に確認してください。 |
| 独学か講座か | 精神保健福祉士(短期養成)は独学だけでは対策しにくい部分があります。対応する講座があるため、費用と時間のどちらを優先するかで選んでください。 |
| 科目合格の持ち越し | 複数科目の試験では、合格科目を持ち越せる制度があることがあります。あれば複数年に分ける計画が組めます。— |
| 受験地 | 試験地が限られる資格では、移動と宿泊の費用が上乗せになります。会場は実施団体の公表内容で確認してください。 |
つまずきやすいところと、その避け方
教材を増やしすぎる
不安から複数の教材に手を出すと、どれも中途半端になります。範囲は同じでも構成が違うため、切り替えのたびに時間を失います。
避け方:メイン教材を1冊に決め、足りない部分だけ別で補ってください。過去問だけは複数年分そろえます。
合格率だけで難易度を判断する
合格率は受験者層で変わります。受験資格が厳しい試験は、準備した人だけが受けるため合格率が高く出ます。逆に誰でも受けられる試験は低く出ます。
避け方:合格率(60〜70%)と標準学習時間(約600時間)の両方で見てください。精神保健福祉士(短期養成)の難易度は「難」に分類しています。
受験資格を確認しないまま学習を始める
学歴や実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位でかかる資格もあります。
避け方:学習を始める前に実施団体の受験案内を読み、要件を満たしているかを確認してください。
このページに出てくる用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 民間資格 | 民間の団体や企業が独自の基準で認定する資格。同じ名称でも団体ごとに内容が異なることがある。 |
| 独学 | 講座を使わず市販テキストなどで学習する方法。費用は抑えられるが進捗の管理は自分で行う。 |
| 登録 | 試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。 |
| 受験資格 | 受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。 |
心理の9資格を1枚の表で見る
精神保健福祉士(短期養成)を含む心理の全9資格を、難易度・合格率・学習時間・種別・独学で並べました。標準学習時間の小さい順です。横並びにすると、精神保健福祉士(短期養成)がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。
| 難易度 | 合格率 | 学習時間 | 種別 | 独学 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 認定心理士 | 易 | — | — | 民間 | 不可 |
| メンタルヘルス・マネジメント検定 | やや易 | II種50〜70% | 60時間 | 公的 | 可 |
| 心理カウンセラー | やや易 | 70〜80% | 80時間 | 民間 | 可 |
| NLPプラクティショナー | 易 | — | 100時間 | 民間 | 不可 |
| 産業カウンセラー | 普通 | 60〜70% | 200時間 | 民間 | 不可 |
| 公認心理師(Gルート) | 難 | 30〜50% | 600時間 | 国家 | 可 |
| 精神保健福祉士(短期養成) | 難 | 60〜70% | 600時間 | 国家 | 不可 |
| 公認心理師 | 難関 | 50〜60% | 1,000時間 | 国家 | 不可 |
| 臨床心理士 | 難関 | 60〜65% | 1,000時間 | 民間 | 不可 |
この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。精神保健福祉士(短期養成)の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。
精神保健福祉士(短期養成)のデータを一項目ずつ読む
ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。
難易度:難
このサイトでは標準学習時間と合格率をもとに6段階で分けています。「難」は、同じ分野のなかでどのあたりかを示す目安です。絶対的な難しさではありません。
合格率:60〜70%
合格率は受験者層で動きます。受験資格が厳しい試験は準備した人だけが受けるため高く出て、誰でも受けられる試験は低く出ます。年度ごとの上下も大きいので、1年分の数字で判断しないでください。
標準学習時間:約600時間
1日2時間なら300日、1日1時間なら600日です。この数字は「ゼロから始めて合格水準に届くまで」の目安で、関連する知識があれば短くなります。
学習期間:9か月
標準学習時間を無理のないペースで割ったときの期間です。9か月という数字は、週にどれだけ時間を出せるかで前後します。試験日から逆算して開始時期を決めてください。
試験:年1回
年に一度しかありません。申込期限を逃すと次は1年後です。願書の受付はおおむね試験の2〜3ヶ月前に締め切られます。
種別:国家
法令にもとづく資格です。合格後に名簿への登録を求められるものがあり、登録料や年会費が別にかかることがあります。
独学の可否:不可
実技や実習、指定の講習が要件に含まれるため、独学だけでは完結しません。対応する講座や養成課程を先に調べてください。
講座の有無:あり
対応する講座があります。費用をかけて時間を買うか、教材費だけに抑えるかの選択ができます。
心理のほかの資格を短く見る
精神保健福祉士(短期養成)と同じ心理にある資格を、標準学習時間の順にひとつずつ。精神保健福祉士(短期養成)が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。
認定心理士(—)
試験ではなく単位で認定される。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で−600時間。
メンタルヘルス・マネジメント検定(約60時間)
企業の人事・管理職の受験が多い。II種(ラインケアコース)が最も受験者が多い。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で−540時間。
心理カウンセラー(約80時間)
認定団体が多数あり資格名も様々。名称に法的な独占はないため、団体選びが実質的な判断ポイント。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で−520時間。
NLPプラクティショナー(約100時間)
スクールの受講が前提。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で−500時間。
産業カウンセラー(約200時間)
受験には養成講座の修了が要る。学科と実技があり、実技は面接の実演で評価される。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で−400時間。
公認心理師(Gルート)(約600時間)
—
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で同じ。
公認心理師(約1,000時間)
心理職で唯一の国家資格。受験ルートが複雑で、進学設計が実質的な関門。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で+400時間。
臨床心理士(約1,000時間)
5年ごとの更新制。公認心理師との使い分けが受験前の論点になる。
精神保健福祉士(短期養成)との差:標準学習時間で+400時間。
このページの数字の出どころと、確かめ方
このページに出している数字は、297資格を19分類に整理したデータベースから引いています。精神保健福祉士(短期養成)だけを個別に調べて書いたものではなく、全297資格を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。
| この記事の数字 | 性質 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 精神保健福祉士(短期養成)の標準学習時間 | 公表値や一般に知られている水準の目安 | 実施団体が公表している受験案内と試験結果で確認できます |
| 順位・中央値・四分位 | このサイトのデータベース内での計算値 | 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます |
| 比較表の他の資格 | 同じ形式で揃えた同一データベースの値 | 各資格の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます |
| 制度・要件の説明 | 公表されている制度の内容を整理したもの | 受験資格・免除・登録の要件は、実施団体の公式発表が一次情報です |
数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。
それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。
精神保健福祉士(短期養成)にするかどうかの分かれ目
ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。
約600時間を出せるか
1日2時間なら300日、1日1時間なら600日です。平日1時間+土日3時間ずつなら週11時間で、約55週間かかります。まず週に何時間出せるかを決めてください。
「いいえ」なら:同じ心理のなかでより軽い資格から入るか、受験回を1つ後ろにずらして学習期間を延ばしてください。時間が足りないまま突っ込むと、直前期の負荷だけが跳ね上がります。
受験資格を満たしているか
精神保健福祉士(短期養成)は国家資格です。学歴・実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位かかる資格もあります。
「いいえ」なら:実施団体の受験案内を先に読み、要件を満たすまでに何年かかるかを計算してください。その年数を織り込めないなら、要件のない資格に切り替える判断になります。
試験日から逆算できているか
試験は年1回です。年に一度しかないため、申込期限を逃すと次は1年後です。
「いいえ」なら:先に受験日を決めて、そこから約600時間を割り付け直してください。開始時期が決まれば、いま始めるべきかどうかも決まります。
精神保健福祉士(短期養成)について、さらに調べられていること
上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを6件足しました。
精神保健福祉士(短期養成)は独学で合格できますか?
精神保健福祉士(短期養成)は独学だけでは対策しにくい資格です。標準学習時間は約600時間、難易度は「難」に分類しています。合格率は60〜70%。
実技や実習、あるいは指定の講習が要件に含まれるため、独学だけで完結しません。対応する講座や養成課程を先に調べてください。
働きながら精神保健福祉士(短期養成)を目指せますか?
約600時間を平日1時間+土日3時間ずつで積むと、週11時間で約55週間(13ヶ月)です。標準期間の9か月とおおむね一致します。
半年前後の計画になります。週の学習時間を固定できるかどうかが分かれ目です。試験は年1回です。
精神保健福祉士(短期養成)の合格率が60〜70%なのはなぜですか?
精神保健福祉士(短期養成)の難易度は「難」、合格率は60〜70%です。合格率が高い試験は、基準点に達した人が全員合格する絶対評価であることが多く、範囲どおりに学習すれば到達できる水準です。
—なお合格率は年度ごとに上下します。1年分の数字ではなく、複数年の傾向で見てください。
精神保健福祉士(短期養成)は通信講座を使ったほうがいいですか?
精神保健福祉士(短期養成)は講座と独学のどちらでも対応できますが、独学のみでは対策しにくい部分があります。判断は、学習時間の約600時間を自分で組み立てられるかどうかで決めてください。
| 選ぶ基準 | 独学が向く | 講座が向く |
|---|---|---|
| 学習順序 | 自分でテキストを選び、順序を決められる | 何から手をつけるかで迷いたくない |
| 質問対応 | 調べれば解決できる、または周囲に聞ける | つまずいたときに聞ける相手がほしい |
| 期間 | 9か月を自力で管理できる | 締め切りがあるほうが進む |
| 費用 | 教材費のみに抑えたい | 時間を買う前提で費用をかけられる |
合格率は60〜70%。基準点に達すれば合格する型の試験なので、教材を絞って回数を重ねる進め方が効きます。
精神保健福祉士(短期養成)を取れば仕事に困らなくなりますか?
資格そのものが仕事を保証するわけではありません。精神保健福祉士(短期養成)について言えるのは、—という点です。
判断材料として見るべきは、①その資格がないとできない業務があるか(業務独占)、②求人票で名称が指定されているか、③実務経験と組み合わせて評価されるか、の3点です。精神保健福祉士(短期養成)は国家のため、①②に当てはまる場面があります。
精神保健福祉士(短期養成)の前に取っておくとよい資格はありますか?
同じ物差しで見て、精神保健福祉士(短期養成)(約600時間)よりひとつ手前にあるのが公認心理師(Gルート)(約600時間・心理)です。
同じ心理分野なので出題範囲に重なりがあります。先に公認心理師(Gルート)を仕上げてから進むと、2つ目の学習効率が上がります。
このページの用語を、もう一歩詳しく
本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。
合格率
受験者のうち合格した人の割合。年度ごとに上下するため、複数年の平均で見るのが確実。
受験者層で数字が動きます。誰でも受けられる試験は低く、要件が厳しい試験は高く出ます。
通信講座
教材と添削・質問対応がセットになった学習サービス。学習順序が決まっている点が独学との違い。
精神保健福祉士(短期養成)の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。
実務経験
定められた業務に一定期間従事した経歴。受験資格や登録要件として求められることがある。
精神保健福祉士(短期養成)の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。
登録
試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。
精神保健福祉士(短期養成)の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。
※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。
精神保健福祉士(短期養成)は、どうやって取るのがいいか
同じ資格でも、独学・通信講座・通学のどれを選ぶかで、かかる期間も費用も変わります。精神保健福祉士(短期養成)は講座が要るに分類しています。判断の材料は、標準の勉強時間が約600時間であること、合格率が60〜70%であること、受験資格に条件があります(指定施設での実務経験など)、の3つです。
| 取り方 | 向いている人 | つまずきやすいところ |
|---|---|---|
| 独学 | 自分で計画を立てて続けられる人。費用を最小限にしたい人 | 分からないところで止まったとき、聞ける相手がいない |
| 通信講座 | 働きながら、決まった順序で進めたい人 | 教材が届いても手を付けないまま終わることがある |
| 通学 | 強制力がほしい人。実技や実習の練習が要る資格 | 通う時間が固定される。費用はいちばん高い |
精神保健福祉士(短期養成)の場合は、講習の受講そのものが要件になっています。独学で試験だけ受ける、という取り方はできません。
費用はここには書いていません。講座ごとに幅があり、割引の有無や教材の範囲で総額が変わるためです。実際の金額は、各社の資料請求か公式ページでご確認ください。
精神保健福祉士(短期養成)の講座を比べる
通信講座は、教材の範囲・添削の回数・質問できる期間が会社によって違います。同じ資格でも総額が変わるので、2〜3社の資料を並べてから決めてください。
精神保健福祉士(短期養成)を取ったあと、どう使うか
資格は取ることが目的ではないので、取ったあとに何につながるかを先に見ておいてください。精神保健福祉士(短期養成)は、掲載データのうえでは次の使い方に向いています。
- 資格手当を狙う:法令上の位置づけがあるので、資格手当や報奨金の対象になっている職場があります。就業規則を確認してください。
- いまの職場で使う:国家・公的の資格なので、社内の評価や担当替えの根拠として通りやすい種類です。
法令上の位置づけは名称独占です。資格がなくても業務そのものはできますが、名乗ることはできません。信頼の裏づけとして使う種類です。
精神保健福祉士(短期養成)について、ほかに読めること
- 精神保健福祉士(短期養成)の難易度は?合格率・勉強時間・受験資格まとめ
難しさ・合格率・勉強時間 - 精神保健福祉士(短期養成)は独学で取れる?必要な勉強時間と講座との比較
独学でいけるか、講座が要るか