作業環境測定士(第2種)になるには?受験資格・学習ルート・期間を解説

作業環境測定士(第2種)の要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
標準学習時間
200時間
合格率
30〜40%
難易度
学習期間の目安
4か月
独学で取れる通信講座受験資格が要る年に複数回国家資格独占業務

○が当てはまるもの、×が当てはまらないものです。

作業環境測定士(第2種)になるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。

全体の流れ

作業環境測定士(第2種)を目指す場合、まず実務経験などという受験資格を満たす必要があります。ここが最初の関門で、人によっては学習そのものより時間がかかります。

試験は年2回実施されます。学習期間の目安が4か月なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。

基本データ

資格の種類 国家
難易度
合格率 30〜40%
標準学習時間 約200時間
学習期間の目安 4か月
試験の実施 年2回
受験資格 実務経験など
独学 可能
通信講座 あり

学習ルートの選び方

作業環境測定士(第2種)は独学での合格が可能な試験です。市販のテキストと過去問で対策できるため、費用を抑えたい場合は独学から始める選択肢があります。

通信講座も選択肢になります。独学との違いは、教材選びと学習順序を自分で組み立てる必要がない点、そして質問対応や添削で疑問を放置せずに済む点です。費用と時間のどちらを優先するかで判断が分かれます。

学習時間の見積もり

必要な学習時間は約200時間が目安です。1日1時間なら約7ヶ月、1日2時間なら約4ヶ月。平日1時間+休日3時間のペースなら約5ヶ月です。

受験のタイミングをどう決めるか

作業環境測定士(第2種)は年2回実施されます。1回目で届かなくても同じ年度内に再挑戦できるため、「まず1回受けて本番の感覚を掴む」という戦い方も選べます。

費用の見積もり

費用は「独学(教材費のみ)」か「通信講座」かで大きく変わります。独学ならテキストと過去問で済みますが、学習順序の設計と進捗管理を自分で背負うことになります。通信講座はその設計を買う選択です。学習時間の目安が約200時間である点を踏まえ、時間を金で買う価値があるかで判断してください。

資格取得後にできること

作業環境の測定。デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。

労務・安全分野のなかでは、学習時間で見て8資格中6番目の位置づけです。同分野でより軽いところから入るならメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(約60時間)という選択肢もあります。

取得までにかかる費用

作業環境測定士(第2種)の取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。

項目 目安 補足
受験料 数千円〜数万円 実施団体の公表額を確認してください
テキスト・問題集 3,000〜15,000円 独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を
講習 数万円〜 使う場合。教育訓練給付の対象になることがあります
登録・免許の申請 資格による 合格後に別途必要になるものがあります
更新・講習 資格による 更新制の資格は継続的に費用がかかります

厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。

取得後にどう活かすか

作業環境測定士(第2種)が活かせる主な職場は製造業・建設業・運送業の現場です。事業所ごとに選任が義務づけられている資格があり、企業が費用を負担して取得させることが多い分野です。

作業環境の測定

資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。作業環境測定士(第2種)を取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。

よくある質問

作業環境測定士(第2種)の合格率はどのくらいですか?

30〜40%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

作業環境測定士(第2種)は独学でも合格できますか?

可能です。必要な学習時間は約200時間が目安で、1日1時間なら約7ヶ月、1日2時間なら約4ヶ月。平日1時間+休日3時間のペースなら約5ヶ月です。

作業環境測定士(第2種)の試験はいつ実施されますか?

年2回です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。

労務・安全の関連資格

作業環境測定士(第2種)について実際によく調べられていること

検索されている質問のうち、作業環境測定士(第2種)に関係するものを6件取り上げて、このページのデータで答えます。

作業環境測定士(第2種)は何ヶ月くらいで取れますか?

標準的な学習期間は4か月、必要な学習時間は約200時間です。

1日あたりの学習時間 かかる日数 おおよその期間
1時間 200日 約7ヶ月
2時間 100日 約3ヶ月
3時間 67日 約2ヶ月

試験は年2回のため、日程から逆算して開始時期を決めてください。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見て回を選べます。

40代・50代から作業環境測定士(第2種)を目指すのは遅いですか?

作業環境測定士(第2種)に年齢の制限はありません。判断材料になるのは、学習に必要な約200時間を確保できるかどうかです。1日1.5時間なら134日、およそ4ヶ月かかります。

作業環境測定士(第2種)は学習時間が全体の48%の位置で、比較的取り組みやすい部類です。まず1つ目として選ばれることが多い水準です。

作業環境測定士(第2種)の試験は年に何回ありますか?

作業環境測定士(第2種)の試験は年2回です。受験機会が複数あるため、仕上がり具合を見てから受験回を決められます。1回目を経験として使う進め方もできます。

学習に必要なのは約200時間です。試験日から逆算し、1日2時間のペースなら4ヶ月前には始めておくと余裕があります。

労務・安全の資格ではどれがいちばん難しいですか?

労務・安全に分類している8資格を標準学習時間の順に並べると、いちばん軽いのがメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(約60時間)、いちばん重いのが労働衛生コンサルタント(約500時間)です。

資格 学習時間 合格率 難易度
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種 60時間 50〜70%
第二種衛生管理者 80時間 50〜60%
衛生管理者 100時間 第一種45%前後 やや易
第一種衛生管理者 100時間 40〜50%
衛生工学衛生管理者 100時間
作業環境測定士(第2種) 200時間 30〜40%
労働安全コンサルタント 500時間 筆記と口述で別 難関
労働衛生コンサルタント 500時間 筆記と口述で別 難関

作業環境測定士(第2種)はこのなかで6番目です。学習時間と合格率は必ずしも一致しません。時間が短くても合格率が低い試験は、範囲は狭いが問われ方が厳しいということです。

作業環境測定士(第2種)は履歴書に書けますか?

書けます。作業環境測定士(第2種)は国家の資格です。国家資格は評価の基準がはっきりしているため、資格欄に正式名称で記載してください。

書くときは取得年月と正式名称をそろえます。取得前の段階なら「作業環境測定士(第2種) 年2回受験予定」と書く方法もあります。応募先の業務と関係が薄い資格を並べすぎると焦点がぼやけるため、関係するものから順に並べてください。

作業環境測定士(第2種)は国家資格ですか?

作業環境測定士(第2種)は国家です。国家資格は法令にもとづいて実施され、合格後に登録を求められるものもあります。

区分は評価のされ方に影響します。求人票で名称が指定されることがあります。デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。

作業環境測定士(第2種)を決める前に確認すること

あとから「聞いていない」となりやすい点を5つ並べました。上から順に確認してください。

確認すること 見るポイント
試験日程と申込期限 試験は年2回です。申込はおおむね試験の2〜3ヶ月前に締め切られます。複数回ある場合も、回ごとに締め切りが異なります。
合格後に登録が必要か 国家資格には、合格後に名簿への登録を求められるものがあります。登録料や年会費が別途かかる場合があるため、合格前に確認してください。
独学か講座か 作業環境測定士(第2種)は独学でも対応できます。対応する講座があるため、費用と時間のどちらを優先するかで選んでください。
科目合格の持ち越し 複数科目の試験では、合格科目を持ち越せる制度があることがあります。あれば複数年に分ける計画が組めます。デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。
受験地 試験地が限られる資格では、移動と宿泊の費用が上乗せになります。会場は実施団体の公表内容で確認してください。

つまずきやすいところと、その避け方

教材を増やしすぎる

不安から複数の教材に手を出すと、どれも中途半端になります。範囲は同じでも構成が違うため、切り替えのたびに時間を失います。

避け方:メイン教材を1冊に決め、足りない部分だけ別で補ってください。過去問だけは複数年分そろえます。

合格率だけで難易度を判断する

合格率は受験者層で変わります。受験資格が厳しい試験は、準備した人だけが受けるため合格率が高く出ます。逆に誰でも受けられる試験は低く出ます。

避け方:合格率(30〜40%)と標準学習時間(約200時間)の両方で見てください。作業環境測定士(第2種)の難易度は「普」に分類しています。

受験資格を確認しないまま学習を始める

学歴や実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位でかかる資格もあります。

避け方:学習を始める前に実施団体の受験案内を読み、要件を満たしているかを確認してください。

このページに出てくる用語

用語 意味
受験資格 受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。
実務経験 定められた業務に一定期間従事した経歴。受験資格や登録要件として求められることがある。
通信講座 教材と添削・質問対応がセットになった学習サービス。学習順序が決まっている点が独学との違い。

労務・安全の8資格を1枚の表で見る

作業環境測定士(第2種)を含む労務・安全の全8資格を、難易度・合格率・学習時間・種別・独学で並べました。標準学習時間の小さい順です。横並びにすると、作業環境測定士(第2種)がどのあたりに位置するのかが一目で分かります。

難易度 合格率 学習時間 種別 独学
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種 50〜70% 60時間 公的
第二種衛生管理者 50〜60% 80時間 国家
衛生管理者 やや易 第一種45%前後 100時間 国家
第一種衛生管理者 40〜50% 100時間 国家
衛生工学衛生管理者 100時間 国家 不可
作業環境測定士(第2種) 30〜40% 200時間 国家
労働安全コンサルタント 難関 筆記と口述で別 500時間 国家 不可
労働衛生コンサルタント 難関 筆記と口述で別 500時間 国家 不可

この表の読み方は2つあります。ひとつは縦に見ること。同じ列で上下を比べると、その項目がどれだけ振れるのかが分かります。もうひとつは横に見ること。作業環境測定士(第2種)の行だけを追うと、ある項目では上位でも別の項目では下位、という組み合わせが見えます。ひとつの数字だけで決めると、この組み合わせを見落とします。

作業環境測定士(第2種)のデータを一項目ずつ読む

ページの先頭に出している基本情報を、一項目ずつ何を意味するのかまで書き下しました。表だけを見て分かった気になると、判断の材料を取り違えます。

難易度:普

このサイトでは標準学習時間と合格率をもとに6段階で分けています。「普」は、同じ分野のなかでどのあたりかを示す目安です。絶対的な難しさではありません。

合格率:30〜40%

合格率は受験者層で動きます。受験資格が厳しい試験は準備した人だけが受けるため高く出て、誰でも受けられる試験は低く出ます。年度ごとの上下も大きいので、1年分の数字で判断しないでください。

標準学習時間:約200時間

1日2時間なら100日、1日1時間なら200日です。この数字は「ゼロから始めて合格水準に届くまで」の目安で、関連する知識があれば短くなります。

学習期間:4か月

標準学習時間を無理のないペースで割ったときの期間です。4か月という数字は、週にどれだけ時間を出せるかで前後します。試験日から逆算して開始時期を決めてください。

試験:年2回

受験機会が複数あります。仕上がり具合を見てから受験回を選べるので、1回目を経験として使う進め方もできます。

種別:国家

法令にもとづく資格です。合格後に名簿への登録を求められるものがあり、登録料や年会費が別にかかることがあります。

独学の可否:可

市販の教材だけでも合格を狙えます。ただし学習の順序と進み具合は自分で管理することになります。

講座の有無:あり

対応する講座があります。費用をかけて時間を買うか、教材費だけに抑えるかの選択ができます。

労務・安全のほかの資格を短く見る

作業環境測定士(第2種)と同じ労務・安全にある資格を、標準学習時間の順にひとつずつ。作業環境測定士(第2種)が合わないと感じたときに、次にどれを見ればよいかの当たりがつきます。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(約60時間)

ラインケアの位置づけ。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で−140時間。

第二種衛生管理者(約80時間)

事務・小売など。第一種より範囲が狭い。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で−120時間。

衛生管理者(約100時間)

常時50人以上の事業場に選任義務。会社の指示で受験するケースが多い。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で−100時間。

第一種衛生管理者(約100時間)

有害業務を含むすべての業種で選任できる。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で−100時間。

衛生工学衛生管理者(約100時間)

講習の受講で取得できる。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で−100時間。

労働安全コンサルタント(約500時間)

筆記に加えて口述試験がある。受験に実務経験が要るため、現場を経てから目指す資格。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で+300時間。

労働衛生コンサルタント(約500時間)

安全ではなく衛生(健康・作業環境)を扱う。医師や薬剤師には試験の一部免除がある。

作業環境測定士(第2種)との差:標準学習時間で+300時間。

このページの数字の出どころと、確かめ方

このページに出している数字は、297資格を19分類に整理したデータベースから引いています。作業環境測定士(第2種)だけを個別に調べて書いたものではなく、全297資格を同じ項目立てで揃えたうえで、そのなかの1件として出しています。だから順位も平均も、その場で計算した値になります。

この記事の数字 性質 確かめ方
作業環境測定士(第2種)の標準学習時間 公表値や一般に知られている水準の目安 実施団体が公表している受験案内と試験結果で確認できます
順位・中央値・四分位 このサイトのデータベース内での計算値 同じ分類のページを開くと、同じ母集団で計算した数字が出ます
比較表の他の資格 同じ形式で揃えた同一データベースの値 各資格の個別ページで、より詳しい内訳を確認できます
制度・要件の説明 公表されている制度の内容を整理したもの 受験資格・免除・登録の要件は、実施団体の公式発表が一次情報です

数字を扱うときに気をつけているのは3点です。①幅で示すこと。ひとつの値に丸めると、条件によって動く部分が見えなくなります。②平均と中央値を分けて出すこと。極端な値があるときは、平均だけを見ると実態からずれます。③単位と母集団をそろえること。単位の違うものを混ぜて順位をつけても意味がありません。

それでも、ここに書いてあるのは判断の材料であって、結論ではありません。実際の条件は時期と相手によって変わります。決める前に、必ず一次情報にあたってください。

作業環境測定士(第2種)にするかどうかの分かれ目

ここまでの数字を踏まえて、判断が分かれる点を3つに絞りました。どれかひとつでも「いいえ」なら、いったん止まって別の選択肢を見たほうが早いところです。

約200時間を出せるか

1日2時間なら100日、1日1時間なら200日です。平日1時間+土日3時間ずつなら週11時間で、約19週間かかります。まず週に何時間出せるかを決めてください。

「いいえ」なら:同じ労務・安全のなかでより軽い資格から入るか、受験回を1つ後ろにずらして学習期間を延ばしてください。時間が足りないまま突っ込むと、直前期の負荷だけが跳ね上がります。

受験資格を満たしているか

作業環境測定士(第2種)は国家資格です。学歴・実務経験の要件があると、学習が仕上がっても受験できません。要件を満たすまでに年単位かかる資格もあります。

「いいえ」なら:実施団体の受験案内を先に読み、要件を満たすまでに何年かかるかを計算してください。その年数を織り込めないなら、要件のない資格に切り替える判断になります。

試験日から逆算できているか

試験は年2回です。受験機会が複数あるので、回ごとの締め切りを確認してください。

「いいえ」なら:先に受験日を決めて、そこから約200時間を割り付け直してください。開始時期が決まれば、いま始めるべきかどうかも決まります。

作業環境測定士(第2種)について、さらに調べられていること

上で取り上げなかった質問のうち、検索されている数が多いものを6件足しました。

作業環境測定士(第2種)は独学で合格できますか?

作業環境測定士(第2種)は市販の教材だけでも合格を狙える資格です。標準学習時間は約200時間、難易度は「普」に分類しています。合格率は30〜40%。

独学で進める場合は、200時間をどう割り振るかを先に決めてください。1日2時間なら100日、1日1時間なら200日です。出題範囲が明確なので、テキストを一周してから過去問に移る進め方が合います。

働きながら作業環境測定士(第2種)を目指せますか?

約200時間を平日1時間+土日3時間ずつで積むと、週11時間で約19週間(4ヶ月)です。標準期間の4か月とおおむね一致します。

短期で仕上げられる量です。まとまった休みを1回はさむと一気に進みます。試験は年2回です。

作業環境測定士(第2種)の合格率が30〜40%なのはなぜですか?

作業環境測定士(第2種)の難易度は「普」、合格率は30〜40%です。合格率が2〜4割の試験は、基準点に達すれば合格する絶対評価であることが多く、範囲を落とさず仕上げれば届く水準です。

デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。なお合格率は年度ごとに上下します。1年分の数字ではなく、複数年の傾向で見てください。

作業環境測定士(第2種)は通信講座を使ったほうがいいですか?

作業環境測定士(第2種)は講座と独学のどちらでも対応できます。判断は、学習時間の約200時間を自分で組み立てられるかどうかで決めてください。

選ぶ基準 独学が向く 講座が向く
学習順序 自分でテキストを選び、順序を決められる 何から手をつけるかで迷いたくない
質問対応 調べれば解決できる、または周囲に聞ける つまずいたときに聞ける相手がほしい
期間 4か月を自力で管理できる 締め切りがあるほうが進む
費用 教材費のみに抑えたい 時間を買う前提で費用をかけられる

合格率は30〜40%。基準点に達すれば合格する型の試験なので、教材を絞って回数を重ねる進め方が効きます。

作業環境測定士(第2種)を取れば仕事に困らなくなりますか?

資格そのものが仕事を保証するわけではありません。作業環境測定士(第2種)について言えるのは、デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。という点です。

判断材料として見るべきは、①その資格がないとできない業務があるか(業務独占)、②求人票で名称が指定されているか、③実務経験と組み合わせて評価されるか、の3点です。作業環境測定士(第2種)は国家のため、①②に当てはまる場面があります。

作業環境測定士(第2種)の前に取っておくとよい資格はありますか?

同じ物差しで見て、作業環境測定士(第2種)(約200時間)よりひとつ手前にあるのが第二種冷凍機械責任者(約200時間・技術・設備)です。

分野は違いますが、学習の進め方そのものに慣れる目的では使えます。まず200時間規模で一度合格を経験しておくと、200時間の計画が立てやすくなります。

このページの用語を、もう一歩詳しく

本文に出てくる言葉のうち、意味を取り違えると判断そのものが変わるものを選んで、定義だけでなく「なぜそれが問題になるのか」まで書きました。

独学

講座を使わず市販テキストなどで学習する方法。費用は抑えられるが進捗の管理は自分で行う。

作業環境測定士(第2種)の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。

登録

試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。

作業環境測定士(第2種)の記事では、この言葉の意味によって「何を確認すべきか」が変わります。定義だけでなく、自分の場合に当てはまるかどうかまで確認してください。

合格率

受験者のうち合格した人の割合。年度ごとに上下するため、複数年の平均で見るのが確実。

受験者層で数字が動きます。誰でも受けられる試験は低く、要件が厳しい試験は高く出ます。

※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。

作業環境測定士(第2種)は、どうやって取るのがいいか

同じ資格でも、独学・通信講座・通学のどれを選ぶかで、かかる期間も費用も変わります。作業環境測定士(第2種)は独学でいけるに分類しています。判断の材料は、標準の勉強時間が約200時間であること、合格率が30〜40%であること、受験資格に条件があります(実務経験など)、の3つです。

取り方 向いている人 つまずきやすいところ
独学 自分で計画を立てて続けられる人。費用を最小限にしたい人 分からないところで止まったとき、聞ける相手がいない
通信講座 働きながら、決まった順序で進めたい人 教材が届いても手を付けないまま終わることがある
通学 強制力がほしい人。実技や実習の練習が要る資格 通う時間が固定される。費用はいちばん高い

作業環境測定士(第2種)の場合は、市販のテキストと過去問で最後まで行けます。費用を抑えたい場合はここから始めて、行き詰まったときだけ講座を足すのが無駄がありません。

費用はここには書いていません。講座ごとに幅があり、割引の有無や教材の範囲で総額が変わるためです。実際の金額は、各社の資料請求か公式ページでご確認ください。

作業環境測定士(第2種)の講座を比べる

通信講座は、教材の範囲・添削の回数・質問できる期間が会社によって違います。同じ資格でも総額が変わるので、2〜3社の資料を並べてから決めてください。

まず作業環境測定士(第2種)のデータを確認する

作業環境測定士(第2種)を取ったあと、どう使うか

資格は取ることが目的ではないので、取ったあとに何につながるかを先に見ておいてください。作業環境測定士(第2種)は、掲載データのうえでは次の使い方に向いています。

  • いまの職場で使う:国家・公的の資格なので、社内の評価や担当替えの根拠として通りやすい種類です。

法令上の位置づけはなしです。法令で守られた独占はありません。

作業環境測定士(第2種)について、ほかに読めること

同じ分野の資格は労務・安全の一覧で横並びに見られます。目的や勉強時間から絞りたい場合はトップの診断へ。