保育士の難易度は?合格率・勉強時間・受験資格まとめ

掲載データの確認日 2026/08/23

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保育士の難易度と合格率を、試験の実施形態や必要な学習時間とあわせて整理しました。受験を検討している段階で、まず全体像を把握するための記事です。

保育士の基本データ

資格の種類国家
難易度やや難
合格率20〜25%
標準学習時間約600時間
学習期間の目安12ヶ月
試験の実施年2回
受験資格大学・短大等の卒業、または児童福祉施設での実務経験2年以上
独学可能
通信講座あり

難易度をどう見るか

保育士はやや難に位置づけられます。学習範囲が広く、計画的な進行管理が必要になります。

合格率は20〜25%です。ただし合格率だけで難易度を判断するのは危険で、受験者層の性質を合わせて見る必要があります。受験資格に実務経験が課される試験は、そもそも受験者が絞り込まれているため合格率が高く出やすく、逆に誰でも受験できる試験は記念受験が混ざるぶん合格率が低く出ます。

筆記9科目+実技。合格科目は3年間持ち越せるため複数年計画が組みやすい。

必要な学習時間

一般的な目安は約600時間です。1日2時間なら約10ヶ月、1日3時間でも約7ヶ月かかります。仕事と両立するなら年単位の計画が現実的です。

学習期間の目安は12ヶ月とされています。試験は年2回実施のため、逆算して学習開始時期を決めることになります。

受験資格

保育士の受験には大学・短大等の卒業、または児童福祉施設での実務経験2年以上が必要です。ここを満たしていないと、学習を進めても受験そのものができません。まず要件の充足状況を確認してください。

同じ分野の資格と比べると

教育・保育分野の9資格を学習時間で並べると、保育士は6番目に位置します。もっとも軽いのは放課後児童支援員(約24時間)、もっとも重いのは小学校教諭一種免許(約2,500時間)です。同じ分野でもここまで幅があるため、まず自分が確保できる学習時間から逆算して候補を絞るのが現実的です。

受験のタイミング

保育士は年2回実施されます。1回目で届かなくても同じ年度内に再挑戦できるため、「まず1回受けて本番の感覚を掴む」という戦い方も選べます。

費用の考え方

費用は「独学(教材費のみ)」か「通信講座」かで大きく変わります。独学ならテキストと過去問で済みますが、学習順序の設計と進捗管理を自分で背負うことになります。通信講座はその設計を買う選択です。学習時間の目安が約600時間である点を踏まえ、時間を金で買う価値があるかで判断してください。

取得後の仕事

保育所などでの保育と、保護者への子育て支援。

あわせて検討されやすい資格

学習時間が近い学芸員(約600時間)、司書(約500時間)は、保育士と並行または連続して狙われることがあります。出題範囲に重なりがある場合、2つ目以降の学習効率が上がります。

受ける前に確かめること

保育士を受ける前のチェック0 / 5 確認ずみ

受験資格は大学・短大等の卒業、または児童福祉施設での実務経験2年以上、標準学習時間は約600時間です。教材を買う前に順に確かめてください。

学習の計画を立てる

保育士の学習計画

コピーして、自分の予定を書き込んでください。標準学習時間は前提知識で変わります。まず1週間やってみて、実際のペースで引き直すのが確実です。

【受ける資格】
保育士(国家)

【受験資格】
大学・短大等の卒業、または児童福祉施設での実務経験2年以上

【試験日】
年2回実施 / 受ける回:[ 年 月]

【学習時間】
標準 約600時間
週に使える時間:[ ]時間 / 必要な週数:[ ]週
始める日:[ 月 日] / 終わる日:[ 月 日]

【使う教材】
市販のテキストと過去問で進められます
テキスト:[   ] / 過去問:[   ]

【1週目にやること】
[   ]
【1週目に実際にできた時間】[ ]時間 → ここで計画を引き直す

学習時間から逆算した計画

保育士の標準的な学習時間は600時間です。週にどれだけ確保できるかで、必要な期間が変わります。

学習ペース週あたり必要な期間
平日1時間・休日3時間11時間約55週間(13か月)
平日2時間・休日5時間20時間約30週間(7か月)
1日3時間(短期集中)21時間約29週間(7か月)

一般的な学習期間は12ヶ月とされています。試験は年2回実施されるため、次の試験日から逆算して開始時期を決めてください。標準時間はあくまで目安で、前提知識があれば短く、まったくの初学者であれば長くかかります。

教育・保育のなかでの位置づけ

教育・保育に分類される9資格を学習時間の短い順に並べると、保育士は6番目です。

資格学習時間難易度独学
放課後児童支援員24時間易難しい
ベビーシッター80時間やや易難しい
チャイルドマインダー100時間やや易難しい
日本語教員試験400時間普可能
司書500時間普難しい
保育士600時間やや難可能
学芸員600時間普難しい
幼稚園教諭二種免許1,500時間普難しい
小学校教諭一種免許2,500時間難難しい

同じ分野の資格は出題範囲が重なることがあります。近い資格を続けて受けると、学習の蓄積を活かせます。

学習時間が近い資格

保育士と同じくらいの学習時間で取得を目指せる資格です。分野をまたいで組み合わせると、応募できる求人の幅が広がります。

資格分野学習時間難易度
FP1級金融600時間難関
全国通訳案内士語学600時間難関
証券アナリスト(CMA)金融600時間難
ITサービスマネージャIT・Web600時間鬼
エンベデッドシステムスペシャリストIT・Web600時間鬼

よくある誤解

「合格率が低い=自分には無理」ではない

保育士の合格率は20〜25%です。合格率は受験者層によって変わります。受験要件のない資格は記念受験も含まれるため数字が下がり、実務経験が要件になっている資格は受験者の質が揃うため数字が上がります。合格率だけで難易度は測れません。

「標準学習時間どおりにやれば受かる」ではない

保育士の標準は600時間とされていますが、これは平均的な前提知識を持つ人の目安です。関連する実務経験があれば短く、まったくの初学者であれば1.5倍前後を見ておくほうが現実的です。

「資格を取れば仕事が見つかる」とはかぎらない

資格は応募条件を満たすためのもので、採用の決め手になるとはかぎりません。求人票を先に見て、実際に求められている条件を確認してから学習を始めると、無駄がありません。

よくある質問

保育士の合格率はどのくらいですか?

20〜25%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

保育士は独学でも合格できますか?

可能です。必要な学習時間は約600時間が目安で、1日2時間なら約10ヶ月、1日3時間でも約7ヶ月かかります。仕事と両立するなら年単位の計画が現実的です。

保育士の試験はいつ実施されますか?

年2回です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。

教育・保育の関連資格

※ 合格率・試験日程・受験資格は変更されることがあります。受験の際は必ず試験実施団体の公式情報をご確認ください。