IT・Webの資格一覧|難易度・合格率・勉強時間で比較

IT・Web分野の資格を、難易度・合格率・必要な学習時間で横並びに比較できるようまとめました。13件を掲載しています。

IT・Webの資格一覧

資格名 難易度 合格率 学習時間 種別
ITパスポート 50〜60% 80時間 国家
MOS 80%前後 40時間 ベンダー
情報セキュリティマネジメント やや易 50〜70% 100時間 国家
基本情報技術者 普通 40〜50% 200時間 国家
応用情報技術者 やや難 20〜25% 400時間 国家
Webデザイナー検定 やや易 60〜70% 80時間 民間
情報処理安全確保支援士 難関 18〜22% 500時間 国家
ネットワークスペシャリスト 難関 13〜16% 400時間 国家
データベーススペシャリスト 難関 14〜18% 400時間 国家
G検定 やや易 60〜70% 40時間 民間
E資格 普通 65〜75% 150時間 民間
AWS認定 ソリューションアーキテクト 普通 非公表 100時間 ベンダー
Python3エンジニア認定基礎試験 やや易 75〜80% 40時間 民間

選び方の考え方

同じ分野の資格でも、受験資格の有無で取りかかれるタイミングが変わります。実務経験が必要な資格は「いま受けられるか」を先に確認してください。

学習時間は難易度とおおむね比例しますが、独学の可否は別の軸です。養成課程や指定講習が要件になっている資格は、費用と期間の見積もりが独学中心の資格とは大きく異なります。

IT・Webの学習時間はどう分布しているか

IT・Webに含まれる13資格を学習時間で並べると、下は40、上は500、中央は100です。上下で13倍以上の開きがあり、どの層を選ぶかで負担が大きく変わります。

該当する資格 件数
負担の軽い層 Webデザイナー検定ITパスポート情報セキュリティマネジメントMOSG検定E資格AWS認定 ソリューションアーキテクトPython3エンジニア認定基礎試験 8
中間の層 基本情報技術者 1
負担の重い層 応用情報技術者情報処理安全確保支援士ネットワークスペシャリストデータベーススペシャリスト 4

まず自分がどの層で考えるのかを決めてから、その層のなかで中身を比べると絞り込みやすくなります。層をまたいで迷い続けると、判断に時間がかかります。

IT・Webの13資格をひとつずつ

MOS

難易度易/合格率80%前後/約40時間。操作スキルを客観的に示せる。事務職の応募で書きやすい資格。

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G検定

難易度やや易/合格率60〜70%/約40時間。AIの用語と全体像を問う。オンライン受験で、実装は問われない。まず1つ目に置きやすい。

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Python3エンジニア認定基礎試験

難易度やや易/合格率75〜80%/約40時間。公式教材の範囲から出題される。随時受験できるため、学習の区切りに使いやすい。

Python3エンジニア認定基礎試験の詳細を見る

Webデザイナー検定

難易度やや易/合格率60〜70%/約80時間。資格そのものより制作物の質が採用で見られる。学習の道筋づけとして機能する。

Webデザイナー検定の詳細を見る

ITパスポート

難易度易/合格率50〜60%/約80時間。IT・経営・法務を横断する入門資格。非IT職や学生の受験も多い。

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情報セキュリティマネジメント

難易度やや易/合格率50〜70%/約100時間。ITパスポートの次のステップとして選ばれる。管理者視点の出題が中心。

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AWS認定 ソリューションアーキテクト

難易度普通/合格率非公表/約100時間。クラウド構成の設計を問うベンダー資格。有効期限があり、3年ごとの更新が要る。

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E資格

難易度普通/合格率65〜75%/約150時間。受験には認定プログラムの修了が必須。実装を伴う内容で、G検定より踏み込む。

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基本情報技術者

難易度普通/合格率40〜50%/約200時間。CBT化で通年受験が可能に。IT職の登竜門として企業が推奨することが多い。

基本情報技術者の詳細を見る

応用情報技術者

難易度やや難/合格率20〜25%/約400時間。午後の記述式で応用力が問われる。合格すると高度試験の一部が免除される。

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ネットワークスペシャリスト

難易度難関/合格率13〜16%/約400時間。午後の記述式が難所。実務でネットワークを触っていないと合格が遠い部類。

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データベーススペシャリスト

難易度難関/合格率14〜18%/約400時間。設計と正規化の理解が問われる。応用情報のあとに狙われることが多い区分。

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情報処理安全確保支援士

難易度難関/合格率18〜22%/約500時間。情報処理技術者試験の最上位区分のひとつ。合格後に登録すると名称を使える。登録は更新制。

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IT・Webでよくある誤解

「IT・Webなら資格を取れば就職できる」とはかぎらない

資格は応募条件を満たすためのものです。IT企業・事業会社の情報システム部門・受託開発の求人票を先に見て、実際に何が求められているかを確認してから学習を始めると、遠回りになりません。資格そのものより実務経験が重視される分野ですが、未経験からの転職では知識の証明として機能します。

「難易度が高い資格ほど価値がある」ではない

取得にかかる時間と、それによって開く選択肢は必ずしも比例しません。IT・Web分野では、短期間で取れる資格が実務で重宝されることもあります。目的から逆算して選んでください。

「合格率の数字だけで難易度は比べられない」

受験資格のない資格は記念受験が含まれるため合格率が下がり、実務経験が要件の資格は受験者層が揃うため上がります。同じ数字でも意味が違います。

IT・Webで負担を抑える方法

教育訓練給付制度を確認する

オンラインスクールの一部は厚生労働省の指定講座です。対象であれば受講費用の20〜70%が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、受講前にハローワークで確認してください。

独学で行けるかを先に判断する

テキストと過去問が市販されている資格なら、独学の初期費用は1〜2万円で収まります。IT・Web分野で独学が難しいのは、養成課程の修了や実務経験が受験要件になっている資格です。

勤務先の資格取得支援を使う

IT企業・事業会社の情報システム部門・受託開発では、業務に必要な資格の受験料や講座費用を会社が負担する制度を設けていることがあります。就業中の方は人事に確認してみてください。

受験のタイミングを合わせる

年1回しか実施されない試験は、落ちると次まで1年空きます。試験日から逆算して学習期間を確保できるかを先に見てください。

地域や条件で変わるところ

IT・Web分野の資格が活かせる主な職場はIT企業・事業会社の情報システム部門・受託開発です。資格そのものより実務経験が重視される分野ですが、未経験からの転職では知識の証明として機能します。

相談できる窓口

相談先 相談できること
試験実施団体 受験資格、日程、出願方法、受験料について
ハローワーク 教育訓練給付制度の対象講座と支給要件について
求人サイト・転職エージェント IT・Web分野で実際に求められている資格と経験の確認
講座の資料請求 カリキュラム、費用、標準的な学習期間の比較

IT・Webは全体のなかでどのあたりか

このサイトで扱っている18分類を標準学習時間の中央値で並べると、IT・Webは15番目です。分類ごとに水準が違うので、まずどの分類を見るべきかを決めると迷いません。

分類 資格数 標準学習時間の中央値
法律・労務 4 約3,000時間
経営 1 約1,000時間
会計 6 約800時間
教育・保育 1 約600時間
不動産 6 約500時間
医療・福祉 15 約400時間
住宅・建築 7 約300時間
語学 8 約250時間
美容 6 約200時間
心理 5 約200時間
金融 4 約150時間
人材 1 約150時間
食・栄養 6 約150時間
ペット 4 約100時間
IT・Web 13 約100時間
労務・安全 1 約100時間
技術・設備 8 約100時間
ビジネス 6 約100時間

IT・Webには13資格あります。標準学習時間の水準は中位にあたります。

数字で見るIT・Web

IT・Webには13資格あり、標準学習時間が分かっているのは13資格です。もっとも小さいのがMOS(約40時間)、中央にあたるのがAWS認定 ソリューションアーキテクト(約100時間)、もっとも大きいのが情報処理安全確保支援士(約500時間)で、上下に12.5倍の開きがあります。

水準 資格 標準学習時間 向いている場面
もっとも小さい MOS 約40時間 操作スキルを客観的に示せる。事務職の応募で書きやすい資格。
中央 AWS認定 ソリューションアーキテクト 約100時間 クラウド構成の設計を問うベンダー資格。有効期限があり、3年ごとの更新が要る。
もっとも大きい 情報処理安全確保支援士 約500時間 情報処理技術者試験の最上位区分のひとつ。合格後に登録すると名称を使える。登録は更

同じIT・Webのなかでこれだけ差が出るのは、含まれるものと条件が違うためです。金額や数字だけを横に並べても比べたことになりません。何が含まれていて何が別なのかを、項目ごとに確認してください。

IT・Webで迷ったときの見分け方

IT・Webのなかから選ぶとき、判断が分かれるのは次の3点です。

MOSを選ぶ場合

操作スキルを客観的に示せる。事務職の応募で書きやすい資格。

向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。注意点は条件は変更されることがあります。最新の内容を確認してください。

AWS認定 ソリューションアーキテクトを選ぶ場合

クラウド構成の設計を問うベンダー資格。有効期限があり、3年ごとの更新が要る。

向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。注意点は条件は変更されることがあります。最新の内容を確認してください。

情報処理安全確保支援士を選ぶ場合

情報処理技術者試験の最上位区分のひとつ。合格後に登録すると名称を使える。登録は更新制。

向いているのは条件を比べて選びたい場合という場合です。注意点は条件は変更されることがあります。最新の内容を確認してください。

IT・Webについてよく調べられていること

MOSは独学で合格できますか?

MOSは市販の教材だけでも合格を狙える資格です。標準学習時間は約40時間、難易度は「易」に分類しています。合格率は80%前後。

独学で進める場合は、40時間をどう割り振るかを先に決めてください。1日2時間なら20日、1日1時間なら40日です。出題範囲が明確なので、テキストを一周してから過去問に移る進め方が合います。

AWS認定 ソリューションアーキテクトは独学で合格できますか?

AWS認定 ソリューションアーキテクトは市販の教材だけでも合格を狙える資格です。標準学習時間は約100時間、難易度は「普通」に分類しています。AWS認定 ソリューションアーキテクトは合否ではなく実施団体ごとに基準が異なる資格のため、合格率という形の数字は示されていません。

独学で進める場合は、100時間をどう割り振るかを先に決めてください。1日2時間なら50日、1日1時間なら100日です。出題範囲が明確なので、テキストを一周してから過去問に移る進め方が合います。

情報処理安全確保支援士は独学で合格できますか?

情報処理安全確保支援士は市販の教材だけでも合格を狙える資格です。標準学習時間は約500時間、難易度は「難関」に分類しています。合格率は18〜22%。

独学で進める場合は、500時間をどう割り振るかを先に決めてください。1日2時間なら250日、1日1時間なら500日です。出題範囲が明確なので、テキストを一周してから過去問に移る進め方が合います。

このページに出てくる用語

用語 意味
合格率 受験者のうち合格した人の割合。年度ごとに上下するため、複数年の平均で見るのが確実。
受験資格 受験するために必要な学歴・実務経験・年齢などの条件。ないものは誰でも受験できる。
独学 講座を使わず市販テキストなどで学習する方法。費用は抑えられるが進捗の管理は自分で行う。
実務経験 定められた業務に一定期間従事した経歴。受験資格や登録要件として求められることがある。
登録 試験合格後に名簿へ登録して初めて資格者として活動できる仕組み。登録料が別途かかる。

※ 各資格の詳細は試験実施団体の公式情報をご確認ください。