司法試験になるには?受験資格・学習ルート・期間を解説

掲載データの確認日 2026/08/23

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司法試験になるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。

全体の流れ

司法試験を目指す場合、まず法科大学院修了または予備試験合格という受験資格を満たす必要があります。ここが最初の関門で、人によっては学習そのものより時間がかかります。

試験は年1回実施されます。学習期間の目安が2年〜なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。

基本データ

資格の種類国家
難易度
合格率40〜45%
標準学習時間3,000時間
学習期間の目安2年
試験の実施1回
受験資格法科大学院修了または予備試験合格
独学可能
通信講座あり

学習ルートの選び方

司法試験は独学での合格が可能な試験です。市販のテキストと過去問で対策できるため、費用を抑えたい場合は独学から始める選択肢があります。

通信講座も選択肢になります。独学との違いは、教材選びと学習順序を自分で組み立てる必要がない点、そして質問対応や添削で疑問を放置せずに済む点です。費用と時間のどちらを優先するかで判断が分かれます。

学習時間の見積もり

必要な学習時間は3,000時間が目安です。1日2時間なら約50ヶ月1日3時間でも約34ヶ月かかります。仕事と両立するなら年単位の計画が現実的です。

受験のタイミングをどう決めるか

司法試験は年1回のみの実施です。ここで落とすと次は1年後になるため、受験年度を決めたら逆算した計画が必須になります。学習期間の目安が2年〜なので、試験日の2年〜前が学習開始のデッドラインです。

費用の見積もり

費用は「独学(教材費のみ)」か「通信講座」かで大きく変わります。独学ならテキストと過去問で済みますが、学習順序の設計と進捗管理を自分で背負うことになります。通信講座はその設計を買う選択です。学習時間の目安が約3,000時間である点を踏まえ、時間を金で買う価値があるかで判断してください。

資格取得後にできること

弁護士・検察官・裁判官。受験資格を得るまでが長い。

法律・労務分野のなかでは、学習時間で見て8資格中8番目の位置づけです。同分野でより軽いところから入るなら社会保険労務士(事務指定講習)(約100時間)という選択肢もあります。

取得までにかかる費用

司法試験の取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。

項目目安補足
受験料数千円〜数万円実施団体の公表額を確認してください
テキスト・問題集3,000〜15,000円独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を
通信講座・予備校数万円〜使う場合。教育訓練給付の対象になることがあります
登録・免許の申請資格による合格後に別途必要になるものがあります
更新・講習資格による更新制の資格は継続的に費用がかかります

厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。

取得後にどう活かすか

司法試験が活かせる主な職場は法律事務所・企業の法務部門・独立開業です。難関資格が多い分野ですが、独立開業の道があり、取得後の選択肢が広いのが特徴です。

弁護士・検察官・裁判官

資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。司法試験を取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。

法律・労務のなかでの位置づけ

法律・労務に分類される8資格を学習時間の短い順に並べると、司法試験は8番目です。

資格学習時間難易度独学
社会保険労務士(事務指定講習)100時間難しい
海事代理士300時間可能
行政書士800時間難関可能
社会保険労務士1,000時間難関可能
司法書士3,000時間最難関可能
弁理士3,000時間最難関可能
司法試験予備試験3,000時間可能
司法試験3,000時間可能

同じ分野の資格は出題範囲が重なることがあります。近い資格を続けて受けると、学習の蓄積を活かせます。

自分の持ち時間で学習計画を作る

目安の学習時間は3000時間です。1日1時間なら100か月1日2時間なら50か月かかる計算になります。持ち時間から逆算しないと、途中で止まります。

司法試験の学習計画を作る指示文

試験日から逆算させます。やる気ではなく、週あたりの時間で組みます。

次の条件で、試験までの学習計画を作ってください。

【取る資格】司法試験
【目安の学習時間】3000時間
【試験日】[ ]
【平日に使える時間】1日[ ]分
【休日に使える時間】1日[ ]時間
【いまの知識】[まったくの初めて/少しある/実務で使っている]

【出してほしいこと】
1. 週あたりに必要な時間と、いまの持ち時間で足りるかどうか
2. 足りない場合、何か月前から始めれば間に合うか
3. 月ごとにやること(覚える作業と過去問の割合も)
4. 最後の2週間にやること

【守ってほしいこと】
・特定の講座や教材の名前を挙げない
・合格を保証する書き方をしない

入力の例平日:[60]分/休日:[3]時間

[ ]の中を、自分の条件に書き換えてから使ってください。

申し込みまでにやることを確かめる

受験資格は法科大学院修了または予備試験合格です。先に条件を満たす必要があるので、申込の期限を外すと、次の回まで待つことになります。

申し込みまでの段取りを作る指示文

公式の発表を必ず確かめる前提で使います。ここで出た内容をそのまま信じないでください。

次の資格を受けます。申し込みまでにやることを整理してください。

【資格】司法試験
【受験資格】法科大学院修了または予備試験合格
【受けたい回】[ ]

【出してほしいこと】
1. 申し込みまでにやることを、期限の早い順に
2. 用意する書類と、その入手先
3. 実施団体の公式ページで必ず確かめる項目を3つ
4. よくある申込ミスを2つ

【守ってほしいこと】
・日程や費用は「公式で確認」と書き、具体的な日付を断定しない
・特定の講座をすすめない

入力の例受けたい回:[次の試験]

[ ]の中を、自分の条件に書き換えてから使ってください。

よくある質問

司法試験の合格率はどのくらいですか?

40〜45%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

司法試験は独学でも合格できますか?

可能です。必要な学習時間は約3,000時間が目安で、1日2時間なら約50ヶ月1日3時間でも約34ヶ月かかります。仕事と両立するなら年単位の計画が現実的です。

司法試験の試験はいつ実施されますか?

1回です。機会が限られるため、受験年度を決めたうえで逆算した計画が必要です。

法律・労務の関連資格

※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。

取るまでの順番を確かめる

司法試験を取るまでの順番0 / 5 確認ずみ

受験資格は法科大学院修了または予備試験合格です。順に確かめてください。