- 標準学習時間
- 1000時間
- 合格率
- 60〜65%
- 難易度
- 難関
- 学習期間の目安
- 大学院
○が当てはまるもの、×が当てはまらないものです。
臨床心理士は、心理査定・心理面接・地域援助・研究を行うための民間資格です。5年ごとの更新制。公認心理師との使い分けが受験前の論点になる。この記事では、何をする資格なのか、取るのに何が要るのかを順に整理します。
臨床心理士は何をする資格か
心理査定・心理面接・地域援助・研究が中心です。
民間の団体が実施している資格です。分野としては心理に入ります。
臨床心理士を持っていると何ができるか
法令で守られた独占はないので、資格がなくても同じ業務に就けます。効くのは採用や社内の評価の場面で、必要な知識を持っていることを示す材料として使われます。
実際にこの資格が選ばれる理由として多いのは「スキル証明」です。何のために取るかで、取ったあとに効いてくる場面が変わります。
臨床心理士と紛らわしい資格
心理には、立ち位置の近い資格がいくつかあります。名前だけでは区別が付きにくいので、要件と学習量で見分けてください。
| 資格 | 受験資格 | 標準学習時間 | 独学 |
|---|---|---|---|
| メンタルヘルス・マネジメント検定 | なし | 約60時間 | 可 |
| 心理カウンセラー | 講座受講が要件の団体が多い | 約80時間 | 可 |
| 産業カウンセラー | 協会の養成講座の修了 | 約200時間 | 不可 |
取るのに何が要るか
受験するには指定大学院の修了が必要です。ここを満たしていないと、学習を進めても受験そのものができません。まず要件の充足から確かめてください。
実務経験か学校の課程が要ります。教材だけでは要件を満たせません。標準的な学習時間は約1,000時間です。1日1時間なら約2年9ヶ月、1日2時間なら約1年5ヶ月が目安になります。
難しさと取り方の目安
難易度は難関に分類しています。合格率は60〜65%です。ただし受験資格の有無で受験者の層が変わるため、合格率の数字だけで難しさを比べることはできません。
同じ分野のなかでの位置は、学習時間で見るのが分かりやすくなります。約1,000時間は、心理の資格としては8件中8番目の重さです。
独学だけでは取得できません。通信講座は見当たりません。 くわしくは臨床心理士は独学で取れる?で扱っています。
心理のほかの資格
| 資格 | 難易度 | 標準学習時間 | 受験資格 |
|---|---|---|---|
| 公認心理師 | 難関 | 約1,000時間 | 大学+大学院、または大学+実務経験2年 |
| メンタルヘルス・マネジメント検定 | やや易 | 約60時間 | なし |
| 心理カウンセラー | やや易 | 約80時間 | 講座受講が要件の団体が多い |
臨床心理士についてよくある質問
臨床心理士は誰でも受験できますか?
指定大学院の修了が必要です。
臨床心理士は独学で取れますか?
取れません。実務経験か学校の課程が要ります。教材だけでは要件を満たせません。
臨床心理士を持っていないとできない仕事はありますか?
ありません。資格がなくても同じ業務に就くことはできます。
臨床心理士について、ほかに読めること
- 臨床心理士の難易度は?合格率・勉強時間・受験資格まとめ
難易度と合格率 - 臨床心理士になるには?受験資格・学習ルート・期間を解説
受験資格と、取るまでの順番 - 臨床心理士は独学で取れる?必要な勉強時間と講座との比較
独学でいけるか、講座が要るか