言語聴覚士になるには?受験資格・学習ルート・期間を解説

言語聴覚士になるには何が必要か。受験資格・学習ルート・かかる期間を順を追って整理しました。

全体の流れ

言語聴覚士に受験資格はありません。誰でも受験できるため、学習を始めた時点でスタートラインに立てます。

試験は年1回実施されます。学習期間の目安が2〜4年なので、直近の試験日から逆算して開始時期を決めるのが現実的です。

基本データ

資格の種類 国家
難易度 やや難
合格率 65〜70%
標準学習時間
学習期間の目安 2〜4年
試験の実施 年1回
受験資格 なし
独学 不可(講座・養成課程が必要)
通信講座 なし

学習ルートの選び方

言語聴覚士は独学だけで到達するのが難しい資格です。が前提となるため、まずそのルートに乗ることが最初のステップになります。

通信講座での対応は一般的ではありません。のルートに沿って進めることになります。

学習時間の見積もり

前提知識によって必要な学習時間は大きく変わります。

受験のタイミングをどう決めるか

言語聴覚士は年1回のみの実施です。ここで落とすと次は1年後になるため、受験年度を決めたら逆算した計画が必須になります。学習期間の目安が2〜4年に及ぶため、受験年度そのものを複数年先に設定して逆算する必要があります。

費用の見積もり

言語聴覚士は独学で完結しないため、にかかる費用が総コストの中心になります。受験料よりも、この要件を満たすための費用と期間の見積もりを先に立ててください。

資格取得後にできること

。養成校の卒業が受験要件。独学不可だが有資格者が不足しており就職は堅い。

取得までにかかる費用

言語聴覚士の取得にかかる費用は、受験料だけではありません。実際に必要になる項目を整理します。

項目 目安 補足
受験料 数千円〜数万円 実施団体の公表額を確認してください
テキスト・問題集 3,000〜15,000円 独学の場合は必須。改訂版が出ていないか確認を
登録・免許の申請 資格による 合格後に別途必要になるものがあります
更新・講習 資格による 更新制の資格は継続的に費用がかかります

厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講費用の一部(20〜70%)が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、ハローワークで確認してください。

取得後にどう活かすか

言語聴覚士が活かせる主な職場は病院・クリニック・介護施設・調剤薬局です。高齢化にともなって需要が安定している分野です。実務未経験からの就業例が多く、パート・時短の求人も豊富です。

資格は応募の入口を広げるものであって、それだけで採用が決まるわけではありません。言語聴覚士を取ったうえで、実務でどう使うつもりかを説明できると評価につながります。

医療・福祉のなかでの位置づけ

医療・福祉に分類される9資格を学習時間の短い順に並べると、言語聴覚士は0番目です。

資格 学習時間 難易度 独学
調剤薬局事務 60時間 可能
歯科助手 60時間 可能
医療秘書技能検定 100時間 やや易 可能
医療事務 200時間 やや易 可能
介護福祉士 250時間 普通 可能
ケアマネジャー 300時間 やや難 可能
登録販売者 400時間 普通 可能
精神保健福祉士 400時間 やや難 可能
社会福祉士 500時間 やや難 可能

同じ分野の資格は出題範囲が重なることがあります。近い資格を続けて受けると、学習の蓄積を活かせます。

よくある質問

言語聴覚士の合格率はどのくらいですか?

65〜70%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。

言語聴覚士は独学でも合格できますか?

独学だけでは受験できません。が受験の前提になります。

言語聴覚士の試験はいつ実施されますか?

年1回です。機会が限られるため、受験年度を決めたうえで逆算した計画が必要です。

医療・福祉の関連資格

※ 受験資格や試験制度は改定されることがあります。最新の情報は試験実施団体の公式サイトでご確認ください。