AFPは独学で合格できるのか。必要な学習時間、独学が向く人・向かない人、通信講座との比較を整理しました。
独学は可能か
結論から言うと、AFPを完全な独学だけで取得することはできません。認定研修の修了が受験の前提になっているためです。
合格率は40〜50%、難易度は普です。
基本データ
| 資格の種類 | 民間 |
|---|---|
| 難易度 | 普 |
| 合格率 | 40〜50% |
| 標準学習時間 | 約250時間 |
| 学習期間の目安 | 5か月 |
| 試験の実施 | 年3回 |
| 受験資格 | 認定研修の修了 |
| 独学 | 不可(講座・養成課程が必要) |
| 通信講座 | あり |
学習時間から逆算する
標準的な学習時間は約250時間です。1日1時間なら約9ヶ月、1日2時間なら約5ヶ月。平日1時間+休日3時間のペースなら約6ヶ月です。
試験は年3回実施されます。次の試験までに確保できる時間が標準学習時間を下回る場合は、1回で仕上げようとせず、次々回を本命に据える判断も有効です。
自分で進められるのはどこまでか
AFPは認定研修の修了が受験の前提なので、そこまでを独学で置き換えることはできません。自分で進められるのは、要件を満たしたあとの試験対策の部分です。過去問を解いて弱いところを潰す作業を自分で回せるなら、追加の講座は要りません。逆に、何から手をつけるか決められない、質問できる相手がいないと詰まりやすい、という場合は対策講座を併用したほうが早く仕上がります。
AFPには通信講座があります。教材と学習順序が用意され、質問対応や添削がつくぶん、独学より時間あたりの効率は上がります。費用と時間のどちらのコストを重く見るかで選択が変わります。
受験機会と学習計画
AFPは年3回実施されます。1回目で届かなくても同じ年度内に再挑戦できるため、「まず1回受けて本番の感覚を掴む」という戦い方も選べます。
費用で比べる
AFPは独学で完結しないため、認定研修の修了にかかる費用が総コストの中心になります。受験料よりも、この要件を満たすための費用と期間の見積もりを先に立ててください。
取得後の仕事
ファイナンシャル・プランニングの提案。
同じくらいの学習量の資格
FP2級(約200時間・独学可)、DCプランナー1級(約300時間・独学可)が近い水準です。独学の可否は資格ごとに違うので、学習時間だけでなくそこも合わせて比較してください。
独学で進められるか確かめる
講習の受講が受験の前提です。始める前に確かめてください。
独学と講座、どちらを選ぶか
| 独学 | 通信講座 | |
|---|---|---|
| 費用 | テキスト代のみ(数千円〜2万円程度) | 数万円〜(分野と期間による) |
| 学習の進め方 | 自分で計画を立てる必要がある | カリキュラムに沿って進められる |
| 疑問点の解消 | 自分で調べる | 質問できる仕組みがある |
| 向いている人 | 学習習慣がすでにある人、前提知識がある人 | 何から手をつけるか決めかねている人、期限がある人 |
AFPは独学での合格が難しい資格です。講座や養成課程の受講を前提に計画を立ててください。
費用だけで決めず、合格までにかかる時間も含めて考えてください。独学で2年かかるより、講座を使って1年で取るほうが、結果として得られるものが大きい場合があります。
学習時間から逆算した計画
AFPの標準的な学習時間は250時間です。週にどれだけ確保できるかで、必要な期間が変わります。
| 学習ペース | 週あたり | 必要な期間 |
|---|---|---|
| 平日1時間・休日3時間 | 11時間 | 約23週間(6か月) |
| 平日2時間・休日5時間 | 20時間 | 約13週間(4か月) |
| 1日3時間(短期集中) | 21時間 | 約12週間(3か月) |
一般的な学習期間は5か月とされています。試験は年3回実施されるため、次の試験日から逆算して開始時期を決めてください。標準時間はあくまで目安で、前提知識があれば短く、まったくの初学者であれば長くかかります。
学習時間が近い資格
AFPと同じくらいの学習時間で取得を目指せる資格です。分野をまたいで組み合わせると、応募できる求人の幅が広がります。
よくある質問
AFPの合格率はどのくらいですか?
40〜50%です。ただし受験資格の有無によって受験者層が変わるため、合格率の数字だけで難易度を比較することはできません。
AFPは独学でも合格できますか?
独学だけでは受験できません。認定研修の修了が受験の前提になります。
AFPの試験はいつ実施されますか?
年3回です。複数の受験機会があるため、学習の仕上がりに合わせて受験時期を選べます。
金融の関連資格
※ 試験制度・合格率は変更される場合があります。受験前に公式情報をご確認ください。