労務・安全の資格一覧|難易度・合格率・勉強時間で比較

掲載データの確認日 2026/08/23

297資格を同じ条件でそろえています

労務・安全分野の資格を、難易度・合格率・必要な学習時間で横並びに比較できるようまとめました。8件を掲載しています。

労務・安全の資格一覧

資格名 難易度 合格率 学習時間 種別
衛生管理者 やや易 第一種45%前後 100時間 国家
労働安全コンサルタント 難関 筆記と口述で別 500時間 国家
労働衛生コンサルタント 難関 筆記と口述で別 500時間 国家
第一種衛生管理者 普 40〜50% 100時間 国家
第二種衛生管理者 易 50〜60% 80時間 国家
作業環境測定士(第2種) 普 30〜40% 200時間 国家
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種 易 50〜70% 60時間 公的
衛生工学衛生管理者 普 — 100時間 国家

選び方の考え方

同じ分野の資格でも、受験資格の有無で取りかかれるタイミングが変わります。実務経験が必要な資格は「いま受けられるか」を先に確認してください。

学習時間は難易度とおおむね比例しますが、独学の可否は別の軸です。養成課程や指定講習が要件になっている資格は、費用と期間の見積もりが独学中心の資格とは大きく異なります。

労務・安全の学習時間はどう分布しているか

労務・安全に含まれる8資格を学習時間で並べると、下は60時間、上は500時間、中央は100時間です。上下で8倍以上の開きがあり、どの層を選ぶかで負担が大きく変わります。

層 該当する資格 件数
負担の軽い層 衛生管理者、第一種衛生管理者、第二種衛生管理者、作業環境測定士(第2種)、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種、衛生工学衛生管理者 6
負担の重い層 労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント 2

まず自分がどの層で考えるのかを決めてから、その層のなかで中身を比べると絞り込みやすくなります。層をまたいで迷い続けると、判断に時間がかかります。

労務・安全の8資格をひとつずつ

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

難易度易/合格率50〜70%/約60時間。ラインケアの位置づけ。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の詳細を見る

第二種衛生管理者

難易度易/合格率50〜60%/約80時間。事務・小売など。第一種より範囲が狭い。

第二種衛生管理者の詳細を見る

衛生管理者

難易度やや易/合格率第一種45%前後/約100時間。常時50人以上の事業場に選任義務。会社の指示で受験するケースが多い。

衛生管理者の詳細を見る

第一種衛生管理者

難易度普/合格率40〜50%/約100時間。有害業務を含むすべての業種で選任できる。

第一種衛生管理者の詳細を見る

衛生工学衛生管理者

難易度普/合格率—/約100時間。講習の受講で取得できる。

衛生工学衛生管理者の詳細を見る

作業環境測定士(第2種)

難易度普/合格率30〜40%/約200時間。デザイン・サンプリングと簡易な分析を行う。

作業環境測定士(第2種)の詳細を見る

労働安全コンサルタント

難易度難関/合格率筆記と口述で別/約500時間。筆記に加えて口述試験がある。受験に実務経験が要るため、現場を経てから目指す資格。

労働安全コンサルタントの詳細を見る

労働衛生コンサルタント

難易度難関/合格率筆記と口述で別/約500時間。安全ではなく衛生(健康・作業環境)を扱う。医師や薬剤師には試験の一部免除がある。

労働衛生コンサルタントの詳細を見る

労務・安全でよくある誤解

「労務・安全なら資格を取れば就職できる」とはかぎらない

資格は応募条件を満たすためのものです。製造業・建設業・運送業の現場の求人票を先に見て、実際に何が求められているかを確認してから学習を始めると、遠回りになりません。事業所ごとに選任が義務づけられている資格があり、企業が費用を負担して取得させることが多い分野です。

「難易度が高い資格ほど価値がある」ではない

取得にかかる時間と、それによって開く選択肢は必ずしも比例しません。労務・安全分野では、短期間で取れる資格が実務で重宝されることもあります。目的から逆算して選んでください。

「合格率の数字だけで難易度は比べられない」

受験資格のない資格は記念受験が含まれるため合格率が下がり、実務経験が要件の資格は受験者層が揃うため上がります。同じ数字でも意味が違います。

労務・安全で負担を抑える方法

教育訓練給付制度を確認する

講習の一部は厚生労働省の指定講座です。対象であれば受講費用の20〜70%が支給されます。雇用保険の加入期間などの要件があるため、受講前にハローワークで確認してください。

独学で行けるかを先に判断する

テキストと過去問が市販されている資格なら、独学の初期費用は1〜2万円で収まります。労務・安全分野で独学が難しいのは、養成課程の修了や実務経験が受験要件になっている資格です。

勤務先の資格取得支援を使う

製造業・建設業・運送業の現場では、業務に必要な資格の受験料や講座費用を会社が負担する制度を設けていることがあります。就業中の方は人事に確認してみてください。

受験のタイミングを合わせる

年1回しか実施されない試験は、落ちると次まで1年空きます。試験日から逆算して学習期間を確保できるかを先に見てください。

地域や条件で変わるところ

労務・安全分野の資格が活かせる主な職場は製造業・建設業・運送業の現場です。事業所ごとに選任が義務づけられている資格があり、企業が費用を負担して取得させることが多い分野です。

相談できる窓口

相談先 相談できること
試験実施団体 受験資格、日程、出願方法、受験料について
ハローワーク 教育訓練給付制度の対象講座と支給要件について
求人サイト・転職エージェント 労務・安全分野で実際に求められている資格と経験の確認
講座の資料請求 カリキュラム、費用、標準的な学習期間の比較

※ 各資格の詳細は試験実施団体の公式情報をご確認ください。