行政書士は国家資格
法律にかかわる仕事として有名なのが、弁護士、司法書士、
行政書士。
この特集では
「行政書士」にスポットをあて解説していきます。
そして行政書士とはどんな仕事?どうやったらなれる?試験勉強はどうすればいい?これから行政書士を目指す方の参考になればと思います。
司法書士と行政書士の違い
ところで、弁護士はなんとなくわかるとして、司法書士と行政書士の違いはご存知ですか?
司法書士は法的書類の作成や登記の専門家。主に法務局(登記所)・裁判所・検察庁に提出する書類作成・代理など。
行政書士は行政書類の専門家。主に役所に提出する許認可申請などの書類作成・代理など。
細かい業務の違いはのちほどとして、司法書士は法律関係、行政書士は行政とクライアントのかけ橋。といったイメージです。
行政書士の仕事
行政書士の仕事は、例えば、商売をしたい、建物を建てたい、そういったクライアントの依頼をうけて、許可をとりつけるのが仕事です。そのために役所に提出する書類は様々な様式や、関連する書類があり、いつまでにどこになにを提出すればいいかと複雑になります。また記入間違いなどがあれば、提出して1カ月後に返戻されて・・・となれば膨大な時間ロスを招きます。
そうした複雑な手続きを確実に処理し、代行するのが行政書士の主な仕事になります。そして
扱える行政書類は約1万点にも及ぶといわれています。